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カオスという言葉(5)

 
2004/12

バゲルハット / バングラディシュ


シャイード・ガンバッド・モスク

バングラディシュには、2つの世界遺産がある。
マングローブのションドルボン。そしてバゲルハットにある「シャイード・ガンバッド・モスク」である。
クルナのホテルから歩いて、バゲルハットに行くバス乗り場へ。2キロ以上の距離。観光がてら歩く。

川を渡ったところが、バゲルハットへのバス乗り場。
渡し舟は、車も人も、自転車も、動物も、物乞いも乗る賑やかなもの。所要5分。無料です。

混沌とした渡し舟を渡ると、いろんなバスが待ち受ける。
適当に最初に声かけてもらったところに乗り込む。ここから約1時間。
バゲルハットの街からモスクは離れているので、途中で降ろしてもらう。

「シャイード・ガンバッド、モスク」は、60の丸い屋根がある。シャイードはベンガル語で60の意味。
中は静か、あまり大きくない。博物館はちょうど休館日で見れなかった。
対面にもう一つ古いモスクがある。正直、これが世界遺産なのか期待はずれ
まあ世界遺産なんていうのは政治的なものも関わるし、それが良いとは限らない。


カーン・ジャハーン・アリ

「シャイード・ガンバッド、モスク」には観光客がいない。観光も10分で終わってしまった。退屈だ。
ちかくの、お茶屋で休憩する。すると、お前はもう池を見たのかと声をかけられた。ワニがいるらしい。
なんだか人の流れもそちらの方向にありそうだった。彼らが示す池の方へ歩いていく。

歩くこと15分。賑やかになってきた。リキシャが集まり、観光バスも止まっている。
何かある。人の流れに沿うと、参道らしきものが出現。日本と同じ。神社に続く露天みたいなもの。

参道の終点には、カーン・ジャハーン・アリ廟(お墓)があった。
バングラディシュ国内から、多くの人が参拝にきていた。
中には、やはり物乞いが、観光客のいるところ、人のいるところ、どこでもバクシーシ。

カーン・ジャハーン・アリ廟は、大きな池のほとりにある。
その池にワニがいるが、見ることができるが、ただのワニ。どうってことはない。
池のほとりで沐浴すると気持ちいいだろう。階段なので私はできないので残念。
かわいい少女の瞳を撮影して、参道をひやかして、お茶してサヨウナラ。楽しかったです。


コルカタ(カルカッタ)へ行けない

クルナから、ジェソールを経由して、インドのコルカタ(カルカッタ)へ行く予定だった。
前日から噂には聞いていた。「明日はバスも電車もない。ストライキだ」と。
やることもなく暇なので、とりえあえずバス乗り場へ行ってみる。

一人の少年がついてきた。バス乗り場まで案内してくれるという。リュックを持ってくれた。
ホテルからバス乗り場まで距離4キロ。歩いていけると少年はいったが、悪いことした。
まあ暇なのでいいのだが、少年はひたすらついていく。

バス乗り場はからっぽだった。やはり夕方まで、交通機関は全くないらしい。
夕方にジェソールに移動しても、その日のうちにコルカタには行けない。
翌日に移動したら、コルカタには1泊するだけ。
既に船がなく1日遅れ。本来ならコルカタに3泊の予定だった。
コルカタ → ダッカの航空券を苦労してダッカで手に入れたのだが、コルカタ行きは諦めた

ならば、どうしよう。人に聞きまくったら、列車があるという。夜行列車に乗ろう。
それでダッカに行くのだ。バスもあるが、バスは6時間くらいでつく。
電車12時間。寝台車もあるので、寝転びながら時間もつぶせる。電車にした。
駅に行って、なんとかチケットをゲット。寝台車はそんなに安くない。1等といっても質素なもの。

そんな半日がかりの街中歩き、バス&電車手配。少年はずっとついてきた。
彼はダッカ出身らしい。ひょっとして私に連れて行って欲しかったのか?
お茶やお菓子のお礼も受け取らなかった。とっても親切な少年だった。大成して欲しい。

電車が出発するまで、映画館で時間をつぶした。
珍しい日本人&車イス。注目の的、映画館のオーナーから接待をうけ、お礼にプレゼントしたら大喜び。
映画館でスターになってしまった。無料招待。挨拶。お菓子もくれる。笑ってしまう。

夜行電車は寒かった。毛布(お金を出して借りる)にくるまり、ひたすら横になる。
ダッカに近づくと、近郊電車に乗り換え。車イスのまま、通路にただずむ。1時間ほど。

またもや世界最悪の交通渋滞ダッカに帰還。
コルカタ → ダッカの翌日の航空券の払い戻しも無事できた。正規料金なので、キャンセル可能。
お腹を壊したので、ゆっくり静養しました。


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