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西インド諸島 訪問国稼ぎ(1)

2018/09-10

福岡、台北、パリ経由でカリブ海 / セントルシア


旅の目的

10月の頭に、ブリュッセルで観光バリアフリー国際会議が開催される。1年前から告知され、準備をしていた。ついでにどこか旅行しようと画策。パリから、カリブ海に飛んで、未訪問の国々を一気に廻ることにした。

パリからフランス海外県の3つ、グアドループ、マルティニーク、仏領ギアナへのフライトは割安だったので、パリ経由にした。日本からのフライトもパリは選択肢が多く安い。何度も訪問しているパリは勝手知ったる街。友人がオーナーシェフするレストランに立ち寄れるのも魅力。ついでに久しぶりにドイツも旅行と、欧州最大の福祉機器展リハケアを訪問することにした。

ただし問題もあり。カリブ海を訪問する9月は、ハリケーン(台風)のシーズン。もしハリケーン直撃なら、フライトがキャンセルになったり、大幅に旅程を変更しなければならない。またせっかくの海なのに、雨なら寂しい。でも利点はある。オフシーズンなので安い。車いす一人旅の訪問国稼ぎ、ビーチを楽しむわけでもないので、訪問さえできたら良い。雨ならホテルでのんびり。

カリブ海は、メキシコのカンクン、キューバ、トリニダード・トバゴに2度(カーニバルを含む)、訪問しているので一応、楽しんだことあるので、ただ訪問国数を稼ぎたいための旅。目的は人それぞれということで。クリストファーネービス、アンティグア・バーブーダ、ドミニカ国、バルバドス、セントルシア、セントビンセント、グレナダと、カリブ海の7か国、ついでに南米も制覇すべく、スリナム、仏領ギアナへも足を運ぶことにした。英国領(アンギラ、ケイマン諸島)、米国領(バージン諸島)、オランダ領(アルバ、キュラソー)などは無視。


関空沈没
 
9月上旬、出発日が台風と重ならかったのでラッキーと思ったら甘かった。関空沈没。台北経由のパリ行き。関空から台北への便が欠航。だからといって渡航を中止したり、延期するわけにはいかない。航空券は全て支払い済み。現地ホテルも幾つか予約済み。最初のフライトに乗れないと全部パーになる。

コールセンターは当然のように通じない。梅田に航空会社のオフィス有り。すごい列かと思ったら先客は1名のみ。アナログに行動する人は少ないのかな。幸運にも同日の福岡便に振替できた。大型機に変更して搭乗人数を増やした模様。福岡への移動はもちろん自腹。

久しぶりの福岡空港。搭乗ブリッジはつかず、昇降機での案内。荷捌き場で降ろされ、暗い道。業務用の扉を2つ通って、バッゲジクレームへ。増設されたターミナル。なんで車いすだけ別ルートになる? かつての東京駅、新大阪駅、業務用エレベーターからの案内を思い出す。乗客を裏口から案内なんて、利用者が多い日本を代表する空港なのに、悲しい。後で知るが福岡空港はターミナル大改装中らしい。案内人が「リニューアル中でご迷惑かけます」と一声かけてくれたら良いのに。工事中であれ、一般ルートを乗客全員が通れるのが理想ですけど。


パリ
 
10度目ぐらいのドゴール空港の利用だと思うが、早朝で時間もあるので、初めてドゴール空港から路線バスで移動。空港では乗客なし。道中の移民団地の客層に驚く。いわゆる見た目が白いフランス人は一切いない。英語圏でないのに、インド人街があることも初めて知った。

東駅で2週間後のドイツへのTGV車いす席を予約して、ピカソ美術館へ。24年ぶりの訪問。改装され大きく、バリアフリーも良くなっていた。ランチは高校同級生オーナーシェフの店 H.Kitchen へ。ここに立ち寄るのがパリ訪問の楽しみ。東京でいうと中目黒とか。おしゃれ高齢マダムがバスの客層。

ランチ後はオルリー空港近くのホテルへ。バス、トラム、バス、トラムと乗継。市内南部は北で見なかったアジア系の人も多い。朝から夕方、北から南にパリ縦断。エリアによって人種宗教服装礼儀バラバラ。公共交通が発達して自由に往来できるパリといっても地域によって、かなり住民が違うのにビビる。階層も分断。移民問題は根深い。


セントルシア

パリ・オルリー空港から、フランス海外県マルティニークへ。そこで飛行機を乗り替えてセントルシアへと移動。空港にはきちんと特別なお手伝いが必要な人へのサービスカウンター有り。ここでチケット渡して、介助依頼して簡単。日本と違って慣れた専門スタッフが対応してくれるので安心。

カリブ海、セントルシアに到着。最初の目的地に着くのに日本の家を出てから、福岡、台北、パリ、マルティニークと経由して、3日半もかかった。英国領の島。言葉は完全に英語。自動車は日本と同じ右ハンドル。隣の島マルティニークが仏領で、英語があまり通じない。左ハンドルなので、全然違う。

カリブ海の島々。基本的に安宿はない地域。安い民泊は探せばあるだろうが車いすは無理。長期滞在用のアパートとかはあるが、いわゆるリゾートホテルばかり。その一つに宿泊。

ホテルの朝食会場で、祖母がセントルシア出身のイギリス人と仲良しになる。元フランス代表サッカー選手、アーセナルで活躍したティエリ・アンリに激似。彼が言うには、この時期は雨が降って暑くない。汗だくにならないので快適。ローシーズンだからホテルも安い。のんびりできるし、お薦めだとか。台風で悪い時期と思っていたが、そうでもないらしい。 ハイシーズンに京都の寺にいっても、観光客が一杯で疲れるのと同じか。 

ロドニーベイという、空港から近い観光客が集まるエリア。ホテル、アパート、ショッピングセンター、スーパー、一つに固まっているので便利。ホテルから歩いて10分ちょっとで、ビーチに到着。

車いすと砂浜の相性は悪い。泳ぎは得意だし、水着も持参しているが、一人だし、無理して海に入ることはしなかった。結局カリブ海に10日間いて、一度も海に入ることはなかった。そんな旅行者っているかな?珍しいと思う。でも、ホテルのプールでは泳ぎました。

夕食は中華。他のレストランより、かなり値段が安かったから。600円ぐらい。これでも小サイズ。こんなにまずい炒飯は初めて。炊き込みご飯かも具がなく脂っこいだけ。野菜も肉もちょっと。完食できず。残りはドギーバックで持ち返ることもできるが遠慮する。

2泊して、次の島へ移動。空港へは福祉タクシー。前日に「この車いいだろ!」と声をかけられており、ぜひ利用したいと予約しておいた。基本的にセントルシアのタクシーはワンボックスやノアみたいな大きなバンばかり。車高が高いので立位のとれない私には移乗が大変。このように座席が出てくると簡単に移乗できます。

セントルシア、カストリーズの空港は小さい。搭乗カウンター、待合室に壁は無い。屋根はある。すごい大雨が降ったので午前中は空港使えないことに。セントビンセント行きの飛行機が欠航。セントビンセントで6時間の乗継を利用して観光してからバルバドスに飛ぶ予定だったが、5時間後のバルバドス行き直行便に変更された。

まあ最終目的地に行くといえば、行けるのだけど、訪問国を増やせない。。。

小さい空港の前はビーチとバー。ビール飲んで待ちぼうけ。

腹が減ったのでカリブ飯。魚カレーのランチボックス。豆煮込みライス、マカロニ、タロヤム芋、デカバナナ、サラダ。カロリーお化け。味より量。英国連邦はどこも食事は。。。

午後には雨も上がり、バルバドスへと飛べることになりました。


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