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カーニバルへの道(10)

 
2003/2 - 2003/3

現地の車イスの人達との交流 / トリニダード・トバゴ


夜の街

カーニバルの街は眠らない。朝も、昼も、夜もにぎやかである。
メイン会場のあるサバンナ公園の近くでは、ギャンブル花盛り。お祭りには屋台だね!
マリファナの怪しい匂いも立ち込めているが心配なし。カーニバルだもん。お祭りで賑やかだもん。

大通りの近くを歩いていると、アヤコが車イスの人たちがいると教えてくれた。
せっかくの機会、交流することにする。一番右がリーダー格のアンドレ。

みんな陽気なトリニダードの人々。車イスの人も陽気。カーニバルの夜、楽しまなくちゃね。
酔っぱらって何を話したかよく覚えてないけど、とにかく楽しかった。
彼らは、バスケットボールをしていて、国際大会にも出たことあるって、話してくれた。

トリニダードを旅行していて、障害者差別というのを感じたことがなかった
実際に、障害を持つ人に会って話をして、さらにそのことに確信を持った。
彼らは障害があるからといって、引け目や、こだわり、卑屈さを、ほとんど持っていないのだ。
とっても、いいこと! やっぱりトリニダードは、障害者差別がとっても少ないところ。

人種差別が少ないところ = 障害者差別も少ない   この法則は成り立つ。

後ろには、手で運転できるように自分でオートマチック車を改造した人がいた。
やっぱり自動車がないと、車イスの人間にはつらいもんね。なければ自分でつくる。たくましい。

彼らが、地元民が集まる「セント・ジェームス」に行こうと誘ってくれた。
若者を中心に、とにかく人が集まって、騒いで、飲んで、つまり盛り場である。一緒に踊ったり、楽しいよん! 

盛り場の中に、ローラースケートをはいて人の間をすり抜けて走り回るラスタヘアーの人がいた。
背中には大きなジュート袋。何をしてるかって? 空き瓶を拾い集めているのさ。
ビールの空き瓶はリサイクルされるので売ることができるから。
よって、ビールを飲んだら、路上にポイ捨て。 すぐに空き瓶拾いマンが登場し、片付けてくれる。

貧しい空き瓶拾いマンも、ローラースケートに乗ってファンキーなのは最高だ!

面白い髪型の若者を発見!
サザエさんが、トリニダードにいたなんてビックリです。

兄ちゃんは、彼女とワインダンスを踊っていたけど、ちょいとヤバイ目つき。ヤンキーバリバリ。
まあ、カーニバルだから気にしない。 はい、ポーズね!


■トリニダードの養護学校  by アヤコ

アンドレに頼みこんで、母校(公立の養護小学校)を見学させてもらいました。 かなりの充実よ。
エアコン完備(今年ついたらしいが)のリハビリ棟と、オペレーション棟まで一緒になった複合施設。
寮と学校。スロープ&手すり付きプールと バスケットゴールもあります。

校長先生の1番欲しいものは、運動場だそうです。たしかに大きい広場 のようなものはない。
「日本の学校と比べてどう?」と聞かれたので「ここの 設備はすばらしいです」と言ったら
「すばらしいですって!? 遊び場が足りないし、バスケットコートもクリケット場も欲しいのに!」
と言われてしまいました。でも遊び場不足は普通校でも同じこと。

学校は、ほとんど普通の学校(いくつか外から覗いた)と変わらない感じ。
教室は狭くて少人数だけど。あと平屋だけど。カリキュラムも変わらないそうな。
知的障害校と、ろう学校も含めてトリニダ−ドに6校、トバゴに1校、養護学校があるそうな。
3台のスクールバスにはリフトが付いていて、生徒の送り迎えではなく、
寮の生徒を、日曜に教会に連れて行くためのものだそう。

生徒は、寮生活者と親の送り迎えの子がいる。約90人。
3交代制のスタッフ(看護婦含む)が全部で24人。教員は10人 (障害児教育を納めた人)。

カーニバル後ということで、あまり多くの生徒はいなかったのだけど、
障害の程度は、アンドレとそのお友達と同じか、少し悪そうな感じの子が多い。
ちなみに、トリニダードは子どもは皆が学校に行くそうです。私立には男子校女子校も多いとのこと。


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