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リゾート旅行(2)

 
1999/10

ハバナ / キューバ


■な〜んにもな〜いキューバ

マカオで弾けたダンスの心。
「ダンスをしているなら、キューバに行け」村上龍監督の映画「KYOKO」での台詞。
キューバの情熱的ダンスと音楽をこの目で確かめたい。

メキシコのカンクンでキューバ行きを手配するのが当時、関空からの最も安い行き方だと調査結果。
ただし、キューバの入国は、現地ホテルの予約がないと難しいと聞いていたので、
カンクンにて、ホテル付きのツアーを予約したの。でも、そんな必要はなかった。簡単に入国できる。

しかも、泊まったホテルは料金が高いのに、入口に階段があったので大変。
やはりホテルは現地手配しないといけない。
学生時代なら、時間に余裕があるのなら、行き当たりばったりができるのだが。。。

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さて、キューバの空港を出て、なにか寂しいことに気づく。考えてみると、広告がないのだ。
色とりどりのコカ・コーラと、TOYOTAとか、マルボロとかの看板がないのが寂しいのか。
違和感があるのは、私が資本主義社会にいる証拠か。

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街を歩いても、お店がない。本当にない。何にもない。あってもショーウインドウには何もない。
本屋には本がない。お土産物屋も「ゲバラTシャツ」か「ポストカード」ぐらいで、しかもどこも同じもの。
ドルショップが幾つか存在するが、庶民には高値。日本と大差ない料金。グローバルな価格。
工業製品は世界で価格の大差ない。

一番大きなドルショップ(カルロス3世デパート)に車イストイレがあるのには驚いた。
手すりはないですが立派な車イストイレです。キューバの医療や福祉が充実しているのがわかる。
事実、キューバはチェルノブイリ事故で放射能治療のため、ソ連の子どもを1万人受け入れたらしい。

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■キューバの食べ物について

屋台も少ない。レストランもほとんどない。
サンドウィッチ屋がたまにあるが、基本はジェラート(アイスクリーム)屋とピザ屋のみ。
しかし、味は不味い。ピザもチーズが乗ってるだけで、トマトソースはない。

鎖国みたいな状態なので、食料も入ってこないから質素なのだろうか。
仮に、日本も食料輸入が出来なかったら、違う食文化が入ってなかったら、乏しい食卓になってしまう。

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外国人(旅行者)は、普通はレストランで食事する。
キューバ人は高くてレストランには行かない。レストランは外国人専用。
価格は高くて5ドルとか10ドルとか取られるけど、どこに行っても出てくるものは同じ。
キューバ赤飯、バナナの揚げたもの、枯れたサラダ、チキン or ハム。
あるレストランでは火の通ってない鶏のカツが出てきた。 翌日、お腹を壊した。

ホテルのレストランでも、ほぼ同じものしか出ない。これほど不味いところは初めてだ。
唯一、おいしいのはコーヒーだけ。キューバの前に訪問したにカンクンでは、
薄いアメリカンコーヒーばかりだったので、キューバコーヒーの苦みはおいしかった。

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タバコ工場で働く人。共産圏あって男女共関係なく働いています。
キューバの名産品ですね。


■キューバの音楽について

ラテンにアメリカのジャズと、アフリカのリズムが交ざった非常にミックスされた独自のもの。
混血ばかりの国情も音楽に表れていると思う。
バンドメンバーも、白人、黒人、混血、男女、入り乱れていて楽しい。 踊りもすばらしかった。

帰国後、パラパラダンスを踊るギャル達の姿をテレビで見て、「あー情けない」と感じてしまった。
パラパラや日本の踊りは、音楽にノルのではない。
皆で何か共有感を、一体感を持ちたいだけで、その手段がパラパラであったりするのだと考えた。

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サッカー日本代表だけに熱狂するサッカーファンも、
サッカーが好きなことより何か一体感を持てるものを探しているだけなのかな。
一人でも楽しんだらいいのに。誰かと一緒でないと楽しめない人もいるのかもしれない。

もちろん、キューバにも、メキシコにも、共通の振り付けがある踊りがあって、
参加者は、前のダンサーに合わせて踊ったりするのはありますが、それでも個々が自由な感じがする。
日本人は振りを覚えてそれを間違わずにやる。振りあっての音楽みたいな感じがしちゃいました。

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ツアーのランチタイムでのバンド。ボーカルのお姉ちゃん(おばさん)は、パンチがありダンスも情熱的で、 ある観光客は調子に乗り上半身裸になり、ボーカルのお姉ちゃんンと一緒に踊ってました。


■おまけ

旅行の最後に、ハリケーン(台風)がカリブ海を襲った。お陰で丸一日ホテルに缶詰。
帰国日も台風の余波で、飛行機が大幅に遅れる。

料金の高いメキシコの飛行機会社にしていたら定刻でカンクンに帰れたのだが、
少しお金をけちって、キューバの飛行機会社にしたら、なんと4時間も出発が遅れた。
お陰でカンクンからダラスへのアメリカン航空の飛行機に乗り遅れるはめになった。

トランジットに余裕を持って4時間みていたのに最悪の事態が訪れた。
当初、ダラスで1泊しアイスホッケーNHLの試合を見る予定だったが、
車イス席が売り切れでチケット入手できなかった(前年世界一の人気チームやからか)。
もしチケットが買えていたら、飛行機に乗り遅れて、怒り爆発で失神していたかもしれないが、
結局、NHLも見れないことになっているんだから世の中うまくできている。

このままでは日本に帰れないので、仕方なく自費で(遅れたのは自己責任なので)メキシコシティに
飛んで、翌朝6時の便でダラス経由で日本に帰国。都合2日飛行場と飛行機に乗ってた勘定になる。

しかし女神はいるもので、台風の影響でか、ダラス→関空がオーバーブッキングで席がなくなっていた。
エコノミーの席が満席になったようで、私は、ビジネスクラスに乗って帰国した。
カンクンから乗れなかったのに気を使ってくれたのかもしれない。アメリカン航空さん、ありがとう。


関空まで、高級ワインを4種類飲み、座席でビデオ鑑賞し、ベッドのように席をリクライニングして寝た。
地獄から天国。不運もあれば、幸運もある。


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