■ウィーンから、オロモウツへ移動
トレイル・オリエンテーリング世界選手権に参加するメンバーは9名。
パラリンピッククラスは私のみ。オープンクラスは3名。オフィシャルが5名。見学が1名。
そのうち8名が、ウィーン南駅に集合し、一緒に会場となるチェコのオロモウツへと移動。

特急列車は段差あり。同行の選手達に担いでもらう。
座席に行く通路は、車いすで通るのは狭いし、面倒なので、デッキに居ることに。3時間ぐらいだもの。
チェコでの車掌が女性であった。旧共産国。男女関係なく働いています。

ウィーン南駅で見た新型の電車。近郊を走る通勤通学列車である。
段差解消されています。今後増えるといいなあ。

チェコのオロモウツ駅。手動リフトが置いてあったが、駅員は何もしなかった。
私には同行者がいるので、彼らが担いでくれるからいいのだけれど。

オロモウツには、路面電車が走っている。
半分ぐらいが新型の低床トラムで、ユニバーサルデザイン。車いすでの利用が容易。
首都プラハでは、ほとんど低床トラムは走っていないのに、
地方都市の方がバリアフリーが進んでいるとは、オロモウツが大学都市で、教養意識が高いからか。

オロモウツ駅についたら、そのまま、市内にある公園へ移動。
車いすオリエンテーリング チェコ選手権に参加した。

手動車いすと、電動車いすの部門。40名の参加者で盛況でした。
会場は市内中心部にある、大きな公園。

公園の中を、フルスピードで20分以上走るのは疲れましたが、とっても楽しかったです。

私は、見事に手動車いす部門で優勝! 地図を読むのにミスがなく、効率よく廻れました。
参加者は20名ほどです。一番なのは嬉しいもの。副賞にショッピングセンターの金券が貰えました!

こちらは電動車いす部門の表彰です。電動車いすで競うのも面白いですね。

ユーチューブで、現地テレビで放映された大会の様子がご覧になれます。 (映像)
残念ながら私は映っていませんが、車いすの人達が楽しむ様子が見れますよ。

会場には、簡易のゆったりトイレがありました。簡素ですが充分な設備です。段差なしで、広い。
日本では、通常の簡易トイレのレンタル費用が、3万円/日。
車いす対応が、20万円/日 と割高です。豪華な設備で大きいですから。
簡素でも安くて気軽なのも増えて欲しいです。外国に見習うところはあります。
■オリエンテーリング世界選手権
次の4日間が、本番の大会。地図を持ってポイントで正解の旗を探します。
その前に、通常のオリエンテーリング。走るほうの世界大会の決勝レースを見学しました。
距離の短いスプリントですが、旧市街を使って走ります。世界一流の選手が駆け抜けていきます。

さて、トレイルオリエンテーリングの本番。古城の中庭が会場でした。
日本の選手は、オープンクラス3名。パラリンピッククラス1名の、計4名。
競技のときは、私は眼鏡をかけます。運転免許取得時にはギリギリセーフなのですが、実は近視です。

写真のスコアを見て、日の丸を探してください。私の名前があります。
15ポイントで、2008年パラリンピッククラス世界5位となりました。パチパチ!
マイナー競技でありますが、21カ国、97名の出場者(パラリンピックは41名)がいました。

2日目の会場は、ゴルフ場。パラリンピッククラスは団体戦となります。
本番前日の予行練習。同じ場所で、似たような問題が出され、地図や問題の性質などを確認します。
地図を持って、各ポイントを巡り、回答を得ます。自然の中で、頭を使うスポーツです。


競技スタート前。
今回、日本チームはパラリンピッククラスは私だけなので、団体戦には参加できません。
よって、順位には直接関係しない公開参加です。

競技終了。
パラリンピッククラスの表彰です。
スウェーデンの選手が1位。クロアチアの選手が2位。イギリスの選手が3位でした。
立位の取れる人ばかりが上位でした。一見では、障害はわかりません。
障害者といっても、いろんな障害がありますから。車いすは視線が低いので競技上、少し不利です。

オープンクラスの表彰。こちらは6位まで。
優勝はなんとドイツの女性でした。2位は実力者のスウェーデン選手。3位はフィンランドの2m超の選手。
6位に日本の山口選手が入りました。

パラリンピッククラス団体戦の表彰。
優勝は、リトアニアでした。車いすの選手が2名いるのに勝つとは見事です。 おめでとう!

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