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フィリンピン研修旅行(3)

    
1996/02 

スラム


■スラム(トンド地区)訪問

マニラ市北西部にあるトンド地区は、例えばガイドブックには「立ち入り厳禁」と書いてあるような
フィリピンでも代表的な一大スラム地帯です。

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フィリピン全土では、1880万人が poor aria に住んでおり、
マニラ首都圏では520万人の urban poor が生活しており、そのほとんどが農村から来た人々である。
マニラの場合は、80%がビサヤ地方(フィリピン中部の島々)から来ている。
トンド地区には、現在78万人もの人々が暮らしている(1990年)。

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トンドは、1940年-50年代マニラのごみ捨て場であったところに人々が住み始めた地区です。
有名なスモーキーマウンテンもこの地区にありました。


■ urban poor の生活環境

スラムといえば生活環境が良くないというステレオタイプに我々はとらわれていましたが、
さまざまな地域があることがわかりました。

トンド地区のなかでも最初に私達が訪れたスラムは、
人々が古くから(1950年代〜)住んでおり、路地も舗装され電線や下水設備も整っています。

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建物もバラックよりもしっかりとしたコンクリートの家が多く、狭いところなので三階建ての家も多いです。
テレビやラジオといった電化製品も多く見られます。

私達は、このスラムの中にある幼稚園(コミュニティで運営)で宿泊しました。
幼稚園を運営するぐらいにコミュニティのつながりは強いのです。
後ろの黄色のイスで、この晩、私は寝ました。  クラスメイトは地べたで寝ました。

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また、このコミュニティの中には、立派なバスケットボールコートもあります。
貧しくても、日本が忘れたコミュニティ(地域)のつながりがありました。

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また、路地のあちらこちらには「サリサリストア」と呼ばれる
キヨスクみたいな何でも屋が店を出しています。
ちなみに、日本での出稼ぎで稼いだフィリピン人は、
国に戻ってから稼いだお金でサリサリストアを開いて、のんびり暮らすということが多いそうです。


■スラムとスクウォッター

次に、トンド地区の外れにある港湾施設に人々が住みついた地域を訪れました。
urban poor には、スラムスクウォッター(不法占拠者)という2つの形態があります。
この地域はスクウォッターで、生活環境の悪いところでした。
栄養失調でお腹が妙に出ている子どももたくさん見られました。
貧しい人は、お米と塩が食事だそうです。米ばかりとっているとお腹が出てきます。

この地域では家のほとんどがバラック建てで、人が一人やっと通れることができる路地が続き、
簡単な排水設備しかありません。衛生状態もかなり悪いとのこと。

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そして、路地を抜けると突然、川の河口部に出ます。
当然、堤防などなく、雨季などに川が増水したり、高波が来たときなどひとたまりもありません。
生命の危険にさらされながらも生活し続けるしかない人々がそこにいます。

また、周囲にはゴミの悪臭が漂い、川の色も黒くよどんでメタンガスの泡が浮かんでいる
生物学的に死んでいる川でした。

車イスである私は、クラスメイトの助けや、このスラムの子ども達に車イスを押してもらったり
港湾労働者である力強い地元民達におんぶされたりして、このスラムを見学しました。
路地、とても車イスが進めるものでなく、ガタガタで下水も流れています。


■ゴミ捨て場の隣で生活

また、この地域にはゴミの集積場があり、高さ10mほどのゴミの山の隣
スモーキーマウンテン(今はなくなったメタンガスで曇るゴミの山)同様に、
ゴミの中から金目の物(空き缶、鉄など)を拾って生計を立てている人々が生活していました。
当然、この辺りは、すごい悪臭です。

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ジョナサンの恋

フィリピンには、ゲイが多い。
私たちが訪れたスラムにも、たくさん見うけられた。

幼稚園の2階で食事をした後、フィリピンの専門家でもある先生が
私に甘いささやきの言葉を教えてくれ(きれいだ。かわいい等)、
左の写真の男の子(ジョナサン)を冗談っぽくからかうと
彼は私に惚れてしまった。

私と顔を合わすたび目をそらし、まわりときゃっきゃっ言っている。
すごく惚れやすいのだ。
冗談半分でからかうもんじゃない。結構、恐かった。

ジョナサンだけでなく、他にも女っぽい男の子、男っぽい女の子が、
いっぱいいた。俺のクラスメイトの男も他の男の子から誘惑されるし、
なんと行ってもフィリピン初日の夕食時のレストランで
クラスメイトの女の子は、ウエイトレスから「かわいい」と惚れられて
レストランではちょっとした騒ぎになっていた。

このようにフィリピンでは同性からの誘惑が多いです。

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