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フィリンピン研修旅行(7)

    
1996/02 

フィリピン大学訪問(マニラ)


■エリート達との交流

フィリピンの大学生と交流しようということで、フィリピン大学(通称:UP)に行きました。
UPのあるケソンシティ(マニラ)は、区画整理された街で、UPも私達の大学よりもずっと美しく、
今までスラムや小さい村を訪れていたのでギャップが激しかったです。

交流の相手は、TOMOKAIという日本好きが集まったUPのサークルでした。
OBの方もこられて日本語も交えた楽しい時間でした。

phi18.jpg (33690 バイト)

さて、UPは、日本で言えば東大にあたり、エリートの集まりです。
みんな洗練された格好をしており、私が「トンド(スラム)に行った」というと、
驚いた顔をして「あんな危険なところに行ってはいけない」と諭されました。
彼らは、もちろん行ったことがありません。

日本でも外国人旅行者が「大阪のあいりん地区の三角公園の近くで宿泊した」と聞くと
ビックリするようなものかな。


■ディスカッション

それぞれの自己紹介の後、UP側の企画に沿い、「教育」「宗教」「習慣と伝統」の
3つのグループに分かれて、お互いの文化を紹介することになりました。

「教育」チーム

フィリピンには中学校がありません。小学校へは70%の子どもが、高校へは50%が、大学へは30%が進学するそうです。やはり貧困が進学率を低くしているとのこと。他には学費の違い。英語教育の違い。お互いの教育問題(フィリピンは教師不足、日本はいじめ問題等)たくさんの違いを発見しました。

 

「宗教」チーム

日本のミックスされた宗教事情、信仰心のなさについては、「何か宗教の代わりにすがるものはないのか」という質問が出たり、フィリピンでは政治と宗教が結びつき、票集めに使われてよくないとUPの学生が語ったりしました。また話題が他に移って、フィリピンの同性愛事情などにも話が飛びました。

 

「習慣と伝統」チーム

バレンタインデーは男性から女性にプレゼンとし、チョコレートだけでなく花やカードもあげるという。キリスト教徒が大部分なので11月〜2月までクリスマスソングを聞いている。仕事の面では男女の不平等もなく、中には父親より母親の方が給料が高いという学生もいた。社会的な男女の関係は日本よりずっと進んでいると参加者は感じたということです。また、お葬式の話になり、フィリピンではお棺の上に涙を落とすといけない。昔は7日間遺体を身守っていたけが今は簡素化されて、すぐに葬るなど、伝統がなくなりつつあるのは日本と似ているところでもありました。

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