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過剰な設備 2006年
大阪伊丹空港の近く、再開発で数年前にできた阪急宝塚線蛍池駅ビルの上部に公民館と図書館があります。
新しいビルだけあって、バリアフリーに対応していますが、私にはどうも過剰すぎる設備に、食傷気味になってしまいます。
関西では「障害者用トイレ」と呼ばず、「多目的トイレ」と呼ぶところが多いです。
せっかくの施設、多くの人が利用しやすくするのはとてもいいと思う。
でも、貼り紙がありました。「ここは多目的トイレです。この中で、休憩、飲食、洗髪、洗濯等はしないでください」

学生時代にサークル活動で利用していた繁華街公共施設の1階障害者用トイレでは、ホームレスが住みつく問題があり、
いつのまにか鍵がかかるようになり、利用するのには、職員を呼び出す必要があり、面倒で利用しませんでした。
スペインの美術館、インドの空港などでの、車いす用トイレでは、職員がサボって煙草を吸う場所になっておりニコチンだらけ。
新宿の公園にある障害者用トイレは、よくAVのゲリラ撮影に使われたりします。
カップルがいちゃつくことがあるので巡回を徹底しているビルもある。せっかく作ったのにもったいないですね。

この図書館の多目的トイレをみると、よく考えて作ったことはわかる。
・男女トイレの入口横双方に設置してあった。(つまり2つもある!)。
・鏡が斜めでなく下部から設置したユニバーサルデザイン。
・人工肛門の人も対応できるオスメイトを設置。
・手の悪い人のために電気はセンサー(便座真上にセンサーがあるとき、ずれて座ると途中で消えたりするところがある)。
・頑丈なベビーベッドの設置。手の乾燥機の設置。
・しかし、ドアの鍵は小さく、握力のない人は使えない。(関東は開閉ボタンが多いですね)
でも、こんな豪華なのは要らない。キリがないと思う。行政の予算が潤沢ならいいのが、借金だらけです。
もっと必要なところに予算を使って欲しいです。

エレベーターから図書館まで、黄色い点字ブロックが設置していた。
室内なのに。絨毯の横に。こんなの初めてみました。景観は悪い。車椅子もガタガタ。一般の人も足の裏はガタガタ。
北欧などは、床材に変化をもたせ、天井の高さを変え音の反響を変えたり、窓の位置で光の当たり具合を変えたり、
バックミュージックをエリアによって変えたり、など一つだけの手段に頼らない視覚障害者への刺激提供をしています。
少なくともこの図書館の場合、エレベーターから壁伝いで簡単にアクセスが可能です。
全盲の当事者からよく聞くのは、海外では点字ブロックは皆無だが道に迷うことは少ないとのこと。
理由として、気軽に人に尋ねれる環境があるから。日本も助け合う土壌を、障害と関係なく作っていかなければなりませんね。 |