研究所紹介 代表プロフィール コンサルティング 講演/研修 研究員 お問い合わせ
木島英登バリアフリー研究所トップページ


Travel for All トップページ

世界の事例紹介 日本のバリアフリーの特徴 豆知識 考察 リンク

 
橿原神宮

2013年

神宮といえば、伊勢神宮、明治神宮、熱田神宮、平安神宮が有名だと思うが、奈良に橿原神宮がある。基本的な造りはどこも似ていると思う。橿原神宮は人が少ないので、深々としていて穴場であった。

北側の入口から入った。広大な敷地の中、砂利道を進んでいくと、最後に階段が!引き返すのも面倒なので、周りの人に声をかけて、車いすを担いでもらう。

本殿。スロープないのかな?と思っていると、左側にバッチリありました。

土曜でしたが、人がいないので静かです。初詣のときは参拝客はとても多いのでしょうが、基本のんびり。

おみくじ、お札などの売り場です。

メインの入口方面です。駅や駐車場もこちら側にあります。砂利道は車いすでは大変なので、砂利道を避けて通れるように、建物沿いに石の道がありました。さりげない配慮。

通常ルートの逆から進む形になりますが、正面入口から来た場合の本殿へと続く門です。こちらにはスロープが完備されていますので、車いすでも問題なく参拝が可能です。景観を崩さないように、さりげないデザインが良いです。

メインの入口。参道です。スロープあり。砂利道です。南隣に駐車場があります。そちらからぐるっと回ると砂利道を避けることもできます。

敷地内にある深田池です。休憩やお茶をするのに良いでしょう。トイレもあります。池の周りをぐるっと歩くことができます。散策に最適です。段差がなくバリアフリーな遊歩道になっています。

深田池をぐるっと回る途中にあった鳥居の列です。伏見稲荷に来たようです。写真のように舗装がされているため、車いすでくぐることができます。

メインの入口です。素直にこちらから入れば、段差なく参拝することができました。どこから入ってもバリアフリーなのが理想ですが、少なくとも1つのルートがあれば大きな問題なし。ただ北門のところに、車いすに赤斜線マークの看板を出すとか、階段有りの情報開示が欲しいところ。バリアフリー先進国では、公園などで、「この先は車いす不可」のマークや表示があったりします。