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段差が全くない横断歩道
| 論点 |
自動車優先か? 歩行者優先か? |
| 方法 |
横断歩道の場所で、車道を底上げして、歩行空間を平坦にする。 |
| 効果 |
歩行者が多い中心街や、歩行者保護の住宅街で、有益。
段差がないので、車いす、ベビーカー、高齢者にとって、快適。
自動車の自動的な減速による、歩行者の安全確保。
自動車の運転手は、減速しなければならないのでストレス。 |
■チリ サンチャゴ 中心街 (2007年 撮影)
歩行空間がフルフラットです。段差ゼロになっています。非常に歩きやすいです。
車道が歩道の高さに合わせています。信号もついています。
■フランス ストラスブール&パリ (2008年 撮影)
歩道空間のブロックの色も変えています。歩道の高さに合わせて、道路が底上げされています。
信号はない交通量の少ない、自動車が進入がしにくいように工夫された旧市街の地域です。
歩道が優先されています。いずれも歩行者が多い中心街です。自動車はゆっくり走らなければなりません。
■アラブ首長国連邦 ドバイ (2008年 撮影)
発展著しい建設ラッシュの街。中級ホテルが密集する中心地の横断歩道です。信号つき。
自動車中心の社会で、何車線もある道路がたくさんあります。スピードの速い車も多いので注意は必要です。
■韓国 全州ワールドカップ競技場 ( photo by わかの観戦日記
)
全北現代モータースのホームスタジアム。日韓ワールドカップ使用スタジアムの一つ。
歩行者優先の車道底上げがされています。スタジアム周辺などでの整備に有効な手段ですね。
■韓国 ソウル市内 (2010年 撮影)
ソウル市内で新しく整備された歩道で、かなり多くの底上げを見ることができます。
車優先社会ですが、歩行者に優しい環境の整備が進んでいます。
■台湾 新幹線の駅 (2008年 撮影)
台湾新幹線の台中駅前です。空港みたいな近代的な建物です。
車寄せが歩行者優先でした。減速のためのガタガタもあります。
■ニュージーランド (2008年 撮影)
多くの事例を見ることができます。上段は、オークランドの空港です。信号はありません。
下段は、町の中心街の横断歩道です。バンプ(凸)が、自動車の減速、停止を促します。タイルも違います。


■オーストラリア (2008年 撮影)
オーストラリアでも、歩行者の多い空間では、一般的に歩道の底上げが行われています。その代わり、信号は無し。
隣国ニュージーランドと比較して、横断歩道をペイントして強調がされています。


■イギリス ロンドン (2009年 撮影)
ロンドンでは、非常に多くの「歩道底上げ」を見ました。歩行者の多い繁華街と、住宅街に入る道路です。
イギリスが発祥なのかもしれません。


■日本 大阪 阪急梅田駅 (2008年 撮影)
日本でも事例がありました! 阪急梅田駅の1階。紀伊国屋書店の北側です。
空車待ちのタクシーが出入りする道路のため、交通量は多くありません。一方で歩行者はとても多いです。
以前はずっと段差があったため、車いすでは通行が大変で、大回りする必要がありましたが、車道が底上げされました。
■愛媛県 松山市 (2009年 撮影)
中心部の大通り商店街。活気のある歩行者の多い場所のため、自動車優先になっておりません。
商店街を横切る道路が、商店街の部分だけ底上げされ、歩道と同じ高さになっていました。歩行者はフルフラットで段差なし。

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