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ドッグレース観戦

2000/08


マカオはギャンブル天国。6頭の犬が出走して順位を当てるドッグレースに、行ってみた。一晩に15レースもある。20時に第1レースが始まり、15分毎にレースが進む。このレーステンポの速さといったら、中国人の国民性というか、勝負が早い。

ほんとあっという間に次のレースが始まるのだ。そして、最終レースが終わるのは、23時30分。これまた日本の感覚だと遅いと思うかもしれないが、眠らない街マカオである。夜は長い。

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レースですが、これも実にあっけない。スタートしたと思ったら、すぐゴール。犬も強いとか弱いとかより、スタートタイミングとかの運の要素で順位が決まるのではと思ってしまう。

そして、私がイマイチ楽しめなかったのは、小さいレース場なので、オッズがすごく変動すること。何が来るか予想紙みてもわからないし、運に左右される要素が強いと思うので人気のない犬(オッズの高い)に賭けて、当れば大きくというのが作戦かと考えたが、最初に出てくるオッズで、人気薄に賭けるとオッズが変動する。みんな考えることは似ている。また、レース間隔が、たったの15分なので、オッズの変動に対応できない。マークシートに書いている間に、締め切り時間がきてしまう。

犬の調子を見て賭けるというより、数字のゲーム(オッズで賭ける)みたいだった。それを裏付けるのが、来ている観客の中に多くの観光客がいること。香港人、中国人、日本人などだ。ここなら安全なので、ツアー客も案内できるし、家族連れでも遊べる。犬が走るのが珍しいし、マークシートの書き方も丁寧に教えてくれる。あんまり熱くなったギャンブラーは見なかった。熱いギャンブラーは、街中の場外馬券場で多くみれたので、競馬の方が人気があるみたいだった。

ちなみに、街のそこら中、カジノの中に、娯楽場の中に、場外馬券場があります。ギャンブル天国です。

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バリアフリーの設備ですが、ゲートは狭いですが段差はないので、ドッグレース場に簡単に入れます。中は、スタンド席は階段なので上がることはできませんが、投票券売り場やレース場の脇は段差がないので、なんの心配もありません。夕涼みがてらに、見に行くのはおすすめです。

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マカオは、ギャンブル天国です。カジノが有名ですが、カジノのバリアフリー情報を少々。

有名なリスボアホテルは、昼間だと、スロープのある裏口があります。そこから入り、エスカレーターに乗って降りるのがベスト。夜は、階段だけの入口です。カジノの中も段差だらけで、リスボアに車イス一人で行くのは不可能に近いです。なにより、めちゃくちゃ人が多いですから、動いたり、賭けたりするのが大変です。テーブルゲームをするなら、早朝に行かないとやりにくいでしょう(もちろん24時間営業)。

マカオは、他にもカジノがありますが、リスボア以外はシケていると思います。しかし、マンダリンオリエンタルのカジノは、ホテルの2階とつながっていて、バリアフリーです。お奨めです。ただし、客は少ないです。


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