■クッキー型スタジアムの最後
1960年代から、70年代にかけて、メジャーリーグでは、クッキー・カッターと呼ばれる左右対称。
丸い形の、どこを切っても同じような形の野球場が多く建設された。
野球だけではなく、フットボールも兼用して使われるのが特徴。
日本のドーム球場みたいに、野球以外にも多く活用しようという狙い。
ところが、これが現在では不評。
野球もフットボールも、天然芝の専用スタジアムでと変化し、クッキー・カッターは消滅しつつある。
グランドから座席が遠いのも理由。
野球場は4万人。フットボールは6万人ぐらいが、観客数の理想であるともいわれる。
フィリーズも、2003年で利用は終了となり、2004年から新球場へ移転となります。

球場へは、地下鉄が通っていて、球場の駅はバリアフリーも、他の駅がほぼ全滅。
利用ができない無意味な点だけのバリアフリー。野球場だけでなく、フットボール、バスケット、ホッケー、すべてのスポーツ設備があるスポーツコンプレックスなのに、もっと公共交通機関も整えて欲しい。
とはいえ、バスがダウンタウンから出ていました。しかし住宅地を通っていくので非常に時間がかかる。
1時間とか。夜は本数ないかもしれないし、デーゲームなのでよかったけど。
また、そのバスは、治安が良いとはいえないところを通るので、ちょいと刺激的。
6万人以上収容する、巨大なスタジアムなので、当日券で入場。
つまり1階席の後ろ(300番代)全てが、車イス席になってました。入場10ドルと安い。
ただ1階席の後ろは、上に2階席があって、陰になり、視界も遮られるので、移動。
ライトと、レフトボール際に、それぞれ10席ほど、車イススペースがあったので、そこで観戦することに。
でもそこは200番代の席。ひょっとして値段は高いのかも。

バックスクリーンがない球場で、センターの真上からも観戦できます。
この球場の料金形態は面白く、フィールドに近い方から値段が高くなっています。
日本だと、ホームプレートに近いところから値段が高くなるのにね。
メジャーでは、フィールドに近いところは、外野席でも値段が高いところが多いです。
つまり、ボールを取れるチャンスがある。選手に近いからということでしょう。

ビックリしたのが、ホームランポールの高さ。世界一ではなかろうか?
2階席最上段まで、突き抜けている。40メートル以上?
金属棒では重たいのか、ポールはネットで、ワイヤーで引っ張られていました。

観戦した、ライトポール側の席。眺めもよく、日当たりもよく、打球も見やすいし、良い席ですね。はい。
ポール際にホームランが飛んでこないかヒヤヒヤ期待しながら見てると、プルペン(投球練習場)に、満塁ホームランが飛び込んだ!でも、その選手はメジャーデビューで、なんとはじめてのホームランだったので、プルペンの選手は、ホームランボールを観客へプレゼントはしませんでした。

ということで、ポール際の席から、プルペンの投球風景が見れます。なんともまあ幸せな席ですね。
また、フィリーズのファンは、チームカラーの赤よろしく熱狂的で応援も楽しかったです。

隣には、新球場建設が進んでました。2003年からはこちらに移動。
クッキー・カッターとも、お別れですね。さようなら。


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