サンノゼ アースクエイクス
2003/05
スパルタン スタジアム
MLS メジャー リーグ サッカー。10チームが東西に分かれてリーグを行い上位4チームがプレーオフをする。カンファレンス制、プレーオフ、そのプレーオフが3試合制と米国流。しかしながら、この広い国土に10チームしかないのは寂しい。 シリコンバレー サンノゼに、チームがあった。地震が多い地域なので、アースクエイクスという名前。カリフォルニアなので、ヒスパニック系(特にメキシコ)住民が多く、ファン層は彼ら。 売店は種類が豊富、アジア系住民も多いシリコンバレーなので、アジア料理もあった。てりやきチキン丼ね。まあまあおいしかった。またチュロスが名物。 車イス席は、さすが米国で全エリアに設置。メインスタジアムの一番高い席を見学にいったが、バーが邪魔で見えにくい。古いスタジアムなので、改装して車イス席を作ったみたい。ここにいくまで、エレベーターでなく、スロープで上がっていくのは素晴らしい。 それより、私の座ったバックスタンドの方が値段は安いし、応援団がいるし楽しい。旗をパタパタはためかせ応援です。反対側のスタンドは、客の入りが多くないので封鎖。全席開放しないのは、客の密度を高めて、盛り上がりを演出するので、いい作戦。 このスパルタンスタジアムは、サンノゼ州立大学のアメリカンフットボール用。だから、ピッチがスタンドにぎりぎり。横幅が短いような気もしたが足りているのか? サイドラインから、スタンドの壁までわずか1メートルだった。イングランド プレミア リーグなども、スタンドが近いが、壁ではなく観客席。このスパルタンスタジアムは、壁なので、スライディングや走って衝突など危ない。選手もそのせいかサイドラインでは、激しくプレーしていないような気がした。アメリカンフットボール競技場を使う弊害ですね。 サンノゼ・アースクエイクスのスターは、米国代表のドノバン。豊富な運動量で中盤を支えてました。ハーフタイムにバッチシ写真が取れました。 日も暮れて、試合も 2-1 の逆転勝ちで面白かった。観客は、ヒスパニック系、アジア系ばかり、どちらかというと貧困層が多い。チケットの価格も、他のプロスポーツに比べて安い。半額以下。 子どもに、特に女の子を中心に、競技人口はとても増えているので、サッカーの認知は高い。しかし、プロサッカーが米国に根付くか疑問が残る。ファン層はマイノリティなので、彼らが政治的な力を持たない限りは難しいか。 |