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リンク画像:木島英登バリアフリー研究所

世界のバリアフリー事情

  ※車イスである私が旅行先で利用した交通機関の紹介です。 

Israel イスラエル

空港 ・空港へは、テルアビブから鉄道が通っています。エルサレムからは予約ミニバス。
・セキュリティがとても厳しく、出入国にとても時間を要する場合があります。
・バリアフリーは何の問題もなし。非常に整備されていました。
鉄道 ・駅舎はほとんどがバリアフリー。エレベーターなど有り。
・古い列車は、2段の階段があり、乗り降りの際は、駅員がスロープをもってきてくれます。
・一部の新しい列車には、わずかな段差だけの低床車両があり、簡単に乗降できます。
・エルサレムに2011年開通したLRTは最高です。段差なしの完全バリアフリー。
自動車 ・路線バスは、ほぼすべてが低床です。
・都市を結ぶリムジンバスは、他国同様に階段だけです。
・ユダヤ人は、アラブバス(パレスチナ行きなど)を利用しません。
・エルサレムのバスターミナルは巨大なビル。内部はエレベーターで移動します。
・タクシーの値段は高くないですが、安くもないです。そもそも物価がとても高い。
町並み ・聖地エルサレムは、丘の都市。坂がとても多く、車いすには不向きです。かなり大変。
・首都テルアビブは近代的も小さな都市。歩道の整備はきちんとされています。
トイレ ・車いすトイレは公共施設には整備がされています。
・バスターミナルの車いすトイレは、いずれも施錠され、鍵を貰いにいく(売店など)必要あり。

兵士が多く、監視しているので、治安はとても良いと思います。自由がないとも。
バリアフリーはとても進んでおり、西欧先進国と変わりません。アラブの隣国とはまるで別世界です。

 2013年 訪問 

イスラエル 旅コラム / バリアフリー写真

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