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セネガル バリアフリー写真

 
補助輪付きバイク  (2017年撮影)

セネガルの首都ダカールで、複数の3輪バイク、4輪バイクを見ました。台湾が一番有名ですが、アフリカでも現地で改造されたバイクをたくさん見ることができます。ポリオの人など、現地バスに乗るのは大変ですから、移動手段(モビリティ)は自立のために重要なものです。

両足、右手が欠損した人。左手で運転できるように改造されたバイクです。

エチオピアで見た三輪バイク。こういった福祉機器や移動機器がアフリカ全土に広まるといいですね。改造工場の雇用も障害者自身が経営していることが多いと推測します。

セネガルの障害者  (2017年撮影)

ダカールは、世界で最も車いすの人を見る街です。150ヶ国以上を旅行した私の経験。ほとんどが物乞い生活ですが、生活しやすい首都で集団生活しているようです。


ギニアの障害者  (2017年撮影)

ギニアの首都コナクリ。かなりの大都会です。交通渋滞がひどい交差点や、ビジネスや商業の中心街では、角々に車いすの物乞いをたくさん見ることができます。最底辺の生活かもしれませんが、社会から隔離されて存在が消されるよりは、街に出ていることは、良いと思います。

 

 


モーリタニア  (2017年 撮影)

砂漠の国モーリタニア。地方都市などは、砂ばかりで車いすで移動するのは難しいですが、首都ヌアクショットは発展しており、舗装もされた道路が増えています。路上では多くの車いす物乞いを見ることができます。他の西アフリカ諸国と比べて、少し彼らの顔が暗いような気がしました。明るさがなく悲壮感が強い。

2016年に開港した首都ヌアクショットの空港。バリアフリーはバッチリ。スロープ、エレベーター、車いすトイレ完備。アラブ半分、黒人半分のモーリタニア。アラブのトイレらしく、手動オシュレット付きです。新しく建物をたてるとき、こうやってバリアフリー化するのは、とても嬉しいことです。


リベリア  (2017年 撮影)

リベリアの首都モンロビアの空港。トイレにスロープありました。嬉しい配慮。中に入ると、いわゆる車いす対応トイレはありませんでしたが、ドアが広く、私の車いすはトイレは入れました。

小さい空港ですが、スペシャル・ケア・アテンダント・サービスがありました。障害のある人、高齢者、病人、子供などの搭乗をお世話します。私が乗ってきた飛行機にも、私以外に2名、長距離歩行が困難な高齢者が空港の車いすを利用していました。