■船でアンコールワットに行くぜ!
プノンペンから、アンコールワットにある街シェムリアップにはスピードボートで行った。
チケットはホテルで手配。送歓迎のタクシー付きで25ドル。
飛行機で行くと倍はするし、飛行場からのタクシー代もかかる。船だと風情もある。

船着き場に着くと、パンを売る少年少女が群がるが、朝飯をたらふく食べたので遠慮。
時間はあるが、すぐ船に乗ることに(後から人が来て混雑するとややこしいから)する。
船までは、土手を降りて、細い渡り木を歩いて乗る。当然、車イスで行けません。
すると、元気のいい兄ちゃん二人が近づいてきて、おんぶしてくれるという。
力持ちで、あれよあれよと、おんぶで船内まで行って、一番近い席に座らせてもらう。
チップ! チップ!
サービスじゃなかったのか。それでも担いでくれたのは有難い。二人で、約1ドルをあげる。
さて、降りるときはどうしよう???
船は定刻の7時を遅れながらも満員で出発する。
中からは窓が曇っていて景色がよく見えない。約4時間強の船旅は寝ることにする。
途中トイレに行きたくなったが、車イスは前方に積まれているので、飛行機のように座席で用を足す。
隣りは中国人の新婚さんだったけど、ばれないようにこっそり。。。
河を抜け、トンレサップ湖に入ると、また雄大な景色。
ところがしばらくして、船は湖の真中に止まる。エンジンも停止した。
おいおいどうしたんだよ。そして、小さい船が近づいてくる。
えっ、まさか? 船の乗り換え。
私が行ったのは乾季なのでトンレサップ湖の水位が低くなっている。
だから通常の港には、スピードボートは大きくて腹を擦るので入れない。小船でしか行けないのだ。

スピードボートにホテルの名前や、人の名前を書いたプレートを持った人が乗り込んでくる。
ホテルの人がお出迎えに来るのだ。あるいは、ホテルの勧誘なのだ。
私の名前も呼ばれた。 (スピードボートのチケットを買ったら同時にホテルも予約されていた。うまい)
すぐに行けるわけでもなく最後に返事をした。運良く迎えが来ていたので彼ら2人に担いでもらうことにする。
もし彼らが来ていなかったら、ちょっと大変だっただろう。
さて、乾季の時にしか乗れない小船。
車イスの俺には乗り降りが大変で危険でもあるが、乗ったかいがあった。
トンレサップ湖で水上生活する人々の暮しを見れたのだ。
ボートで買い物。ボートのお店。ボートを漕いで学校に行く。
トイレも、どこでもできる。お風呂もいつでも浴びれる。楽しいな。

出迎えに来てくれた人に、水上生活者のことを聞くと、なんでも、ベトナム人が多いらしい。
隣国同士が仲が悪いのは共通で(侵略征服などにより)、カンボジア人はベトナム人のことが嫌いだ。
ベトナム人は資源豊かなトンレサップ湖まで、おそらく出稼ぎに来ているのか?
それともベトナム系カンボジア人なのか。移民取り締まり海上警察がいて密猟を監視していた。

最後に、小船から降りるのも大変でした。人がごったがえしています。
優しい出迎えの二人が車の助手席まで一気に担いでくれました。
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