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カーニバルへの道(9)

 
2003/2 - 2003/3

泥かけ祭り / トリニダード・トバゴ


■朝4時 カーニバルが始まる!

カーニバルの始まりは、朝4時スタートのジュベだ。
泥やペンキをかけ合う人たちが街を練り歩く。集団で音楽を演奏したり、踊ったり、無法地帯になる。

ジュマンシグラを途中で抜け出し、ホテルに帰って仮眠をとったら、すぐに朝の4時。
真っ暗な中、通りに出ると、いるわいるわ人の群れ。とりあえず、人の流れに沿って歩いていく。 

いったいどこに向かうのだろう? とりあえず街の中心部みたいだが、目的地はない。
街を練り歩いたり、騒いでいる連中の跡を追ったり、盛り場をはしごしたり。
ペンキマンに、ペンキをつけてもらったり、付け合ったり、夜の街をぶらぶらする。

知らぬ間に、シッカロール(天花粉)も頭にかけられた。なんだか変な気分。
左肩にも大きな手形。汚してくれますわ。

その途中、泥んこ軍団が襲撃マスクをしたやつらが、泥をぶっかけてくる。
顔や手にべったり泥を塗られた。というか塗ってもらったのかも。ぬるっと気持ちいいというか変な気分。

交差点では、同じ衣装で仮装したグループが叫んでいる。
ビールは飲んでいたりするけど、そんな危なくはない。みんなジュベを楽しんでいるだけ。
ドラムやスチールパン、トランペットの音が響きわたる。あるいはでっかいスピーカーからソカの音楽。

街の中心、バスターミナルにはスタンドができてあった。カーニバルのときの審査会場の一つである。
そこを人が通る。通る。うるさい軍団もここではショータイム。踊って歌って歩いて、楽しい見せ場。
泥んこマンに近づくと、かけられるので注意が必要です。

  

真ん中の写真は何をしているのかって?
トリニダード名物のワインダンス。性器をこすりあって踊りあう。基本形は男が後ろで、女性が前。
盛りのついた男なんて、そこらじゅうで腰を振って、若い女性を誘いまくる。半端じゃないっす。
車イスの私とも「ワインダンスしようよ」って、セクシーな女性が腰を振ってくれました。
いやー楽しい。日本にもこんな祭りがあったら、性犯罪は減るのではないかと考えてしまう。

ゆっくりと夜が明けてきた。スチールパンのトラックも登場。きれいな音色が響きわたる。
いよいよトリニダードのカーニバルらしくなってきた。

どでかいスピーカーを積んだトラックも、どこらじゅうでノロノロ運転。ワインダンス花盛り
その後ろを踊ったりしながら、若者を中心に、そぞろ歩き。私達もついていきまーす。

勢いあまった姉ちゃん達は、電柱にまでワインダンス
ちょっと豪快すぎます。この二人には、私も喜んで襲われました。天使さまです。感謝感激。

これがカーニバルだ! なにがなんだかわからないけど楽しい。
酒と音楽、ワインダンス。恍惚はどこまでも続いている。

ホテルへの帰り道。偶然、昨年友達になった「イヴァン」と遭遇! 
4日前、オールスターズのパンヤードを訪問し、彼が来ていないか探したけど、再会できてなかった。
しかし、彼は私が訪問しにきたとパンヤードで聞いており、めでたくジュベの日に会ったわけさ。
カーニバルで遊ぶスケジュールも忙しいので、今回は彼と遊べなかったけど、いつかまた遊びたい。

こちらは、フェイズUのパンヤードで出会ったニューヨーク在住の日本人音楽家「渡辺さん」。
ジュベでホテルを出た瞬間にすれ違ったけど、渡辺さんは違う街へ遠征していてた模様。
偶然って恐ろしいね。数時間後に再会するなんて。それも泥んこで。幸せなり。

数時間、歩いていると、さすがに疲れる。もうホテルに帰って寝なきゃ。
みんなも帰り道かな。ちょっと疲労の顔がみられる。

と、思ってたら、

今からカーニバル本番に出場する軍団達がいる。

衣装を決めて、音楽のトラックも準備され、これから始まるのだ。
ジュベが終わったと思ったら、本番が開始。みんなタフだわさ。


■旅仲間

今回、一緒にカーニバルに参加した友達。ホテルを1週間シェアして一緒に過ごしました。

イギリス、ロンドンから参加のアヤコ。ここに来るのが夢だった。
パノラマファイナルを見れて感動してました。スチールパンの聖地でイイ顔しています!

ペルー、リマから参加のマサト
大阪時代からの古い友人。このときはスペイン語を勉強中。その後、メキシコで働いています。

二人とも、とっても旅慣れていた。だから気楽だった。自分のことは自分で出来る三人だったから。
とってもとっても楽しい旅になったのは、一緒に旅した仲間に恵まれたからであろう。
多謝!


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