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ドバイ出張のついでに(3)

2017/10

発展から取り残された国/スーダン


障害者が街にいないなあ~

スーダンへは国際会議の前に行ったエリトリアと同じ、フライドバイを利用して、ドバイから往復する。エリトリアに行くときは、歩行不可であることを理由に単独搭乗を拒否されたので(他の乗客が介護者いなることで乗れた)、エリトリアからドバイに戻ったときに、スーダンには普通に乗れるのか、空港のフライドバイ事務所で確認した。

「誰や?そんな変なこと言ったの?」「確かに規則ではダメなんだけど、助けるから乗れるよ」「一番端のお手伝い必要な人や大きな荷物を持つ人用のカウンターに行けばいい」とお墨付きをもらえた。同じ航空会社。担当者によって変わるもの。航空券を買い直して、持っているフライドバイのチケットを返金してもらうつもりだったが、その必要はなくなった。

3泊4日、ドバイでの国際会議を終え、ドバイから飛行機で4時間。ハルツーム空港へ到着。
空港には搭乗ブリッジがないが、昇降車はあったのでそれで介助してもらうが、機内用車いすはなかった。
ビザあるので、簡単に入国。賄賂請求などなし。

空港は市内中心部にある。タクシーに乗って予約しているホテルへ。200ポンド(1300円)。
距離は遠くないので、すぐつくと思ったら、100万都市。道路は混雑。渋滞していた。

百万都市の首都とはいえ、想像以上に発展がされていなく驚きました。
韓国の中古車が多いのが目立ちました。日本の中古車が世界中で走っているのに、スーダンは違うみたい。
乗合タクシーも韓国製が多い。これ珍しいです。

タクシー車内から、スーダンの首都ハルツームの様子を撮影しました。動画をご覧ください。

予約していた高級ホテルに到着。ビザ取得のため、ホテルの予約表が必要でした。
中級ホテルに問い合わせたら返事がなく、高級ホテルに変更したら、予約表がすぐ送付。
1泊だけの滞在なので、ちょっと贅沢。136ドルでした。段差もなく非常に快適。

高級ホテルのベルボーイは男前でした。
中東ではスーダン人は警備員の仕事についている人が多いので屈強でもあります。

荷物を置いて、ホテルの近くを散歩。ファストフード店でランチ。
女子高生らしき3名の若い娘が、美味しそうにケバブサンドウィッチを食べてました。

パンは添加物だらけの味。具もそれほど。砂漠のスーダン、食に関してはあまり期待してはいけないようです。
南の隣国エチオピアは、アフリカで一番といってもいいグルメ国だと思うんですが、国境を超えれば違うんですね。

ハルツームの街はホコリっぽく、汚かったです。バリアフリーはゼロ。車いすで街を歩くのは危ないです。
事故にあったり、パンクしたり、トラブルあったら、果たして帰国できるだろうかと心配になる。。。

昼間は40度を超えたりする街。水分補給は大切。
商店やファストフードの前などに無料の水がめが置かれていました。いいサービスですね。

夕食にと、レストランを探しましたが、中心部でもみつからない。
ファストフードはあり、ジュースやシェイク、ケバブやファラーフェルはあるけど、テーブルのあるレストランがない。
結局、焼き鳥屋さんにて食事。鶏肉はあまり美味しくなかった。味付けも塩のみ。

街の様子。人々は、路上カフェで、小さい机を囲み、ひたすらおしゃべりですね。
おしゃべりが娯楽。どこでもチャイなどを飲んで、おしゃべり。ずっとずっと。写真とれなくてスイマセン。

帰国前の遅めランチは、結局ホテルにて。ビュッフェ。300ポンド(2000円)。
多くのビジネスマンが利用していた。商談もホテルですることが多いようだった。私も栄養補給。

  

メッカ、メディナ、イスラムの聖地は海を渡ってすぐ。イスラム色が強いですね。
自然の厳しさ、貧困も一因でしょうが、とにかく信仰に熱心

残念だったのは、車いすを1台しか街で見なかったこと。直前に訪れた隣国エリトリアでは何台も見たのに。ハルツームは人口が5倍、10倍なのに、違いがあるものです。また英語があまり通じず、アラビア語のみ。不愛想。
 
車いす一人でのスーダン。知り合いもいない。いやいやなかなか大変でした。
英語も通じない。旅行者や外国人もいない。社会主義に近い国の感じでした。昔の東ヨーロッパ、旧ソ連。
1泊2日だけの首都カルツーム滞在でしたが、いい経験になりました。


外国人登録

出国のとき、外国人登録をしていないことを、とがめられる。2日だけの滞在だし、必要ないと勝手に思っていたが、どうやら必要らしい。私のような人は多いようで、空港に事務所があり、出国前にそこでの手続きが可能。535ポンド。

当然というか、空港に入る前に、手持ちのスーダンポンドを米ドルに両替していた。受付のおっさんは、40ドルならOKと言ってくるが、30-32ドルぐらいなので、差額をぶっこ抜くつもりで腹が立つ。せめて、35ドルとかにしろよと。なら払うのに。強欲すぎる。

セキュリティを通ってきたけど、もう一度空港の外に出て、両替をする。この辺りは緩い。空港の両替事務所は閉っていたので、本屋さんで両替してもらう(段差があるので、スーダン人が代わりに)。レートが悪い。手伝ってくれた人が中抜きしているのかもしれないが、細かいこと言っても仕方ない。31ドルで530ポンドを手に入れた。それに残っていた5ポンドを足して支払う。これら手続きに40分ぐらいかかったが、早めに空港についていたので余裕をもって出来た。

600ポンドの現金が余っていて、空港でそれが28ドルになり、31ドルを出して530ポンドを手に入れた。つまり、3ドル+70ポンド(800円ぐらい)の損となったわけだが、事情を知らないので仕方ない。スーダンポンドを国外へ持ちだしても紙屑にしかならないから残しても意味がない。米ドルの少額紙幣は、マイナー国を訪問するときには、ある程度の額を持っておくことは必須。

たった2日の滞在で、外国人登録に30ドルほどの支払い。たまらんです。出国税みたいなものかな。日本でスーダン観光ビザを取得するのにも、かなりの手間と申請費(5000円)の支払い。辺境の国への訪問は、何かと出費があります。とほほ。


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