■首都スコピエ
ギリシャの首都アテネから、北部のテッサロニキへ夜行寝台列車で移動。
最下段のベッドでドアに近い部屋を予約したが、狭い、古い、低いの三重苦。
テッサロニキ駅は階段ホームのため、ホーム端よりぐるっと廻って、貨物用出入口を使って乗降。
電車も段差が高いため、周りの乗客に声をかけて担いでもらった。
早朝のテッサロニキ駅で、3時間の暇つぶし。
窓口が開いたので、マケドニアの首都スコピエを通る国際列車の切符を購入し、そのまま出発。
アテネ → テッサロニキ 28ユーロ (寝台車)、 テッサロニキ → スコピエ 11ユーロ 也。

国際列車は自由席。コンパートメントに適当に座る。車いすは畳んで収納。空いていたので横になった。
この列車は通路の幅が広かったが、寝台車などでは通路がせまく車いすでは苦労することがある。

マケドニアの国境。入国手続きに少々時間がかかる。
通常は、降りての審査となるが、車いすなため、車内にとどまることが許された。
マケドニアに入ると景色は一変。山岳地帯に突入。畑仕事をする人々がちらほら。のどかな農村風景。
川沿いの渓谷を列車は走るため、車窓は美しく退屈しなかった。

スコピエ駅に到着。貨物用エレベーターがあったので、それを使わせてもらって外へ。
腹ごしらえに、駅に隣接するバスターミナルのサンドウィッチ屋台へ。
羊ハンバーグに、フライドポテトをはさんで、ケチャップ&マヨたっぷりで巨大。味よりボリューム重視。
サンドウィッチの値段は、10ディナール(280円)と高かった。 本当は、5ディナール(140円)だと思う。
なぜなら、10ディナールの値段表記は見当たらないから。
マケドニア語の値段表が横に書いてあるのに、平気でつり銭をごまかすとは見上げた根性。
値段確認せずに注文した私のミス。苦情を言わず、チップだと思って諦めた。

さて、ホテルを探してチェックイン。
値段を確認し、支払ったのだが、お釣りが30ディナール(800円)足りない。
しつこく言っても無視されたが、怒って主張すると、ようやくきちんと返す。呆れてしまった。
首都といっても小さな街。観光するところも何もない。橋を渡って旧市街へ。
マケドニアは旧ユーゴスラビア、ムスリム(イスラム教徒)の多い国。
市場のある旧市街は、スラブ人の中のイスラムコミュニティの雰囲気。欧州にあるトルコといった風情。

スコピエ中心部で最も高級なホテル「ホリデイイン」。
米国資本なのに、入口が階段だけでバリアフリーでないなあと思っていたら、横に簡易リフトが。
後付けなのでしょう。使われているのかも疑問。マケドニアで唯一見たバリアフリー設備でした。

中心部のショッピングビルに、インターネットカフェがあった。客は誰もおらず閑散。
1時間
90ディナールと、レジの横に値段が書いてあるのに、100ディナール支払ったら、そのまま無視。
受付のお姉さんに 「ヘイ! 10ディナール バック!」と、大きく主張。
ここに値段書いているでしょと指差して、ようやく、お釣りの10ディナールをくれた。
つり銭をごまかしていることを全く悪いことと思っていない。
マケドニア。1泊2日の短い滞在で、お金を支払い、お釣りをもらう場面が3回あった。
そのいずれも釣り銭をごまかしてきた。あからさまな悪意。信用できない。
政治に翻弄され、苦難の歴史、様々な民族や宗教の紛争、人々の猜疑心が強い地域なのだろうか。
観光で観るべきところも少なく、私の訪問国ランキングで、最下位となりました。
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