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シルクロード(2)

 
2005/05

首都タシケント / ウズベキスタン


プロフ

ウズベキスタンの料理といえば、プロフ(ピラフ)。
大きな丸い鉄鍋に油をたっぷりひいて、米、黄色い人参、豆などの具、水を足しながら炒める(茹でる)。
食堂やレストランでは、店の前で朝から仕込み、昼食時にふるまう。
ウズベキスタンのどこでもみられる典型的な昼食(外食)が、プロフである。

   

首都タシケントの中心部にあるレストラン。
おじちゃんがプロフと、その上に盛りつける羊肉をきざんでいます。
トッピングに、きゅうりとハーブの酢漬けが、添えられて、とっても美味しかったです。
ちなみに料金は、どこも700スム(70円)ぐらいです。

こちらは、市場にあるカフェのプロフ。
首都タシケントのプロフはとても美味しい。競争が激しいからかもしれない。
このプロフは、レーズンと豆が具に入っていて美味。さらに卵と羊肉が添えられます。
手前にある白い塊は、羊肉の脂です。

   

こちらは庶民食堂です。ブッフェ形式で好きなものを取って、最後に精算します。
キャベツサラダ、ショルパ(スープ)、ミートパスタ(羊肉ハンバーグとマカロニ)、そしてパンに、お茶。
お腹いっぱい食べて、200円。安くて美味しいです。
老若男女、金持ち貧乏人とわず店は賑やか。

ラグマンです。ラーメンがにごった発音かな? 中央アジアの「うどん」ですね。
麺はカンスイでなく、うどんと同じ中力粉かな。でも塩分がなく日本の讃岐うどんのようなコシはなし。
スープはトマト味が多い(地域によって違う)。具は羊肉の内臓と野菜です。ごった煮。
手軽でどこでもある定番メニューですね。家庭料理ともいえます。スープのないラグマンもあり。

訪問した中央アジア4ヶ国では、キルギスのラグマンが最も美味しかったです。
中国やモンゴルに最も近いからでしょう。食文化は完全にアジアです。


ウズベキスタン美術館

首都タシケントは、あまり観光するところがない。
旧ソ連時代に整備された、でっかい通りと無機質なビルが並ぶ、典型的な旧ソ連の街。
中心部にあるウズベキスタン美術館も、うーん悪くないけど、良くもない。
建物は大きいけど、ちょっと暗い。日本や中国、ロシア関連のものもあって、広く浅い展示内容。
ロシアのカディンスキーの作品があったので写真を撮りました。
貨物用のエレベーターを利用して見学しましたが、ガラガラでした。


バザール

観光するなら、やっぱりバザール(市場)見学ですかね。
アパートの建物は無機質なつくりだけど、装飾がイスラム様式になっているのもあった。
独立後にできた新しいアパートなのかな?

ホテルの近くのミロボッド・バザールへ。
路上に店舗は少なく、共産主義時代の名残なのか店舗はバザールに集中している。

バザールの入口には、大きなモニュメントがある。
階段もあるが、横には台車用のスロープがあるので、車イスもOK。

野菜、穀物、香辛料、肉などを売るメインバザールは、青色の屋根に覆われている。
夏の暑さをしのぐこと、冬の寒さをふせぐことが目的かな。

レーズン売り場と、パンを売るおばちゅんの写真。
ウズベキスタンのパン(発酵して焼いたナン)は、とっても美味しくて、安い!
焼きたてで、ふっくらしていて、こちらはイランやアフガニスタン、ペルシャ文化の影響ですね。
まさに文化のるつぼ。古代から多くの民族が中央アジアを支配して、滅ぼされてきたのも解ります。


ロシア正教会

基本的にムスリムの国ですが、ソ連支配の時代に多くのロシア正教徒も住むようになりました。
ちょうど日曜日、ロシア正教会を訪れるとミサをしていました。
いつものように興味深々で紛れ込みました。

多くの人が集まっていました。女性8割、男性は若年層が多い。
中年親父は汚れすぎて来ないのか、宗教は女性のもの、弱きものなのかと痛感。
ほほかぶりをした女性ばかり。これがマナーなのだろう。
なぜ夫婦でこないのか?未亡人ばかりなのだろうか、確かに恵みを求めている高齢女性がいる。

神父の説教を聴き、素晴らしい聖歌隊の歌声に耳を澄ましましていると、いきなり手を握られた。
手には、100スム紙幣(10円)。お恵みだ。
その後も、100スム、50スム、お菓子と、3名の方から恵み。
観光客なんだけど、他民族のウズベキスタン、私の顔や姿も馴染んでいたからかな。

ミサ参加の帰りにタクシーを拾おうとすると、運転手が200スムをくれた。
うーんタクシーに乗せて欲しかったのだけど。

教会以外でも、多くの人から恵みをもらうことになった3週間。
合計でなんと11名。恵みをもらいながら旅行できそうなところです。

ちなみに、今までの旅行で、恵みをもらったのは、1996年のルーマニアでの1回だけです。
恐るべし中央アジア。世界は広い。


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