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ラグビー フランスワールドカップ 2007

2007/09

パルク・デ・プランス in Paris


高校時代のラグビー仲間が、パリでシェフ(料理長)をしている。食の聖地でスタッフを束ね、調理場で格闘するサムライ根性はラグビーで培ったのかも。彼の店は日曜日が休みなので、一緒にラグビーW杯を観戦しにいくことにした。

2007年 9月9日(日) 16:00 キックオフ  南アフリカ × サモア 

彼とは、半年以上前から、スケジュールを調整していた。車いす席の購入方法は、なかなか公開されなかったが、公式サイトに電話番号が記載されたので、パリ在住の彼に電話をしてもらったが、うまくいかない。売り切ればかりとのこと。随分と調べて、骨も折ってもらったが、どうしても事前に車いす席を購入することが出来なかった。仕方ないので、現地一発勝負に賭けることにした。

エッフェル塔の前に、ラグビーW杯2007のイベントセンターがあったので試合前に見学。試合中継もされ、盛り上がっていた。最悪、競技場に入れない場合は、ここに戻ってくることになる。

さて、競技場へは1時間半前に着いたが、ダフ屋が見当たらず、とっても不安になった。車いす席の数は多いだろうが、満席であるはずはないので、普通のチケット(一番安いの)を買って、座席は階段で見れないから、車いす席へ移動させてもらおうと考えていた。ちなみに、通常のチケットも早々に売り切れていた。

警備が厳しいのか、そもそもチケットが余っていないのか、ダフ屋がいないので途方にくれていたが、試合開始20分前ぐらいから、チケットを持つ人が競技場の周囲に立ち始めた。2人150ユーロでチケットを入手。ヒヤヒヤの綱渡り。

競技場に入ると、やっぱり車いす席に座らせてくれた。フランス人の、いい加減さ、大らかさは、こんなときに限っては、とても良い。

やっぱり満席ではない車いす席。バックスタンド最前列が該当。スペースは66台。この試合には20台くらいが観戦。電話予約しかできない、フランス人しか見れない? よくわからない座席販売システムでした。

さて、試合開始。サモアの試合前の戦闘儀式シヴァタウ。迫力満点。バックスタンド最前列の特等席なり。本当にラッキーです!

座席の高さが、グランドと同じなため、看板がちょっと邪魔でグランドの一部が見えません。でも、そんなこと関係なし。最前列なんだから。問題なし!

前半は試合が盛り上がりましたが、サモアは後半に息切れ。南アフリカ 59 - 7 サモア と結果は圧勝。 ブライアン・ハバナの4トライは圧巻。観衆は4万4859人。やはり満席でした。

ラグビーW杯。日本の試合ではなかったのですが、観戦することができて、とってもラッキーでした。苦労した甲斐がありました。楽しかったです。


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