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ブラジル コンフェデレーション杯(2)

2013/06

BRTが走る「リマ」


米を旅行する人は欠かさずに訪問する国であるが、私は他の南米は行ったのに未訪問のまま。7年前、ボリビアのウユニ塩湖で高山病となり入院したのが理由。ペルーに滞在する日程は、入院の時間(9日間)で消えた。 

世界遺産で一番人気に選ばれることの多い空中都市「マチュピチュ」。熟考を重ね、今回訪問することは諦めた。車いすでは無理だから。もちろん担いでもらったりして見ることは可能だろう。しかし、山の斜面、狭い、長い、ガタガタの道と階段ばかり。全体が見渡せる場所に行くのでさえ、相当の苦労が予想された。

単純往復となるアクセス、時間とお金もかかる、高地であること、この3つも諦めた理由。アンデス山脈は、ボリビアを旅行したから良しとした。よって、ペルーを旅行したといっても首都リマだけの訪問になった。


バスで市内縦断

ホテルの近くにBRT(バス・レーン・トランジット)の駅を発見!コロンビアの首都ボゴタでの成功をモデルとして、ペルーでも導入されていることに喜び。バリアフリーな公共交通だから。これで車いすの私もバスに乗れる。

改札には、車いすで通れるゲートもあり。入場時にお金を支払います。均一料金。

バスへの乗り込みは、段差なし。ただし隙間は少しあり。運転手の技術次第。BRTによっては、バスからスロープがバタンと出てきて、渡し板となる場合があります。

車内には、車いすスペースも有り。優先搭乗口も用意されていました。ただし路線や時間帯によっては大混雑するので、乗り降りには注意。

高速道路の中央部に、中州のように駅が作られていることが多く、階段しかない駅もありました。一部、下写真のようにスロープな駅もありました。


旧市街

BRTでリマ市内の郊外へ出た後、そのまま旧市街へ戻って、観光へ。メインストリートを歩きます。ファストフード、服飾店が並んでいます。まあどこにでもある風景。

標高ゼロ、赤道に近いのに、寒流の影響か寒かった。皆さん上着を着ています。街の中心部は、少しバリアフリーに配慮があり、歩道と車道のカーブカットなどあり。

カフェのショーケース。ケーキが大きいです。日本の倍以上あります。

甘い物が好きな私は、思わず、店内へ。レモンケーキとプリンを食べました。ちなみにこの店の本業は、中華料理屋さん。中華料理屋でケーキとはこれいかに。リマ市内には多くの中華料理屋さんがありました。


食堂の定食

ペルーで美味しかったものは、なんといってもセビーチェ(海鮮マリネ)!レモンが利いていて絶妙です。食堂の定食で200~300円と値段も安い!

レモンジュースと白身魚のフライ。デザートにはパイ。

 


リマ空港

南米の空港、チェックインカウンターや荷物検査など、優先レーンが作られています。こちらでは、車いす、妊婦、高齢者、赤ちゃんのいる人などが該当。ピクトグラム(絵文字)がかわいいです。

空港のトイレ。米国式に、一般トイレ内に車いすでも使える「ゆったりトイレ」があります。日本では、別途「多目的トイレ」として作られるのが一般的ですが、違う考え方です。

一番奥が広くなっていて、開き扉です。中は簡素ですが、充分に使えるスペースがありました。


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