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中米6ヶ国巡り (2)

2009/12  -  2010/01

小さい国 / ベリーズ


英語が公用語

ベリーズは、カリブ海に面した中米の小さい国。名前を聞いたことのない人も多いでしょう。中米で唯一、英語が公用語のため、米国からの観光客ばかり。カリブ海でのビーチリゾートが主たる観光資源。日本人はビザ取得が必要。よって訪問者も情報も少ない。

市内中心部だけ、道路がきれいで、段差解消もされていたが、ここだけだった。スイング橋という町の中心。この国で最も賑やかな場所だが、のんびりしたもの。島に行く、ボートの発着場もかわいいもの。国際バスの発着もここ。簡単なスロープがあるので助かる。

 

ランチは繁盛している露天で購入。ピンク色の派手な店。ベリーズでは、豆ごはんが主食なようだ。チキンとコールスロー、焼きバナナがついた典型的な弁当。400円なり。他の中米諸国と比べて、物価は安くない。小国で農産物も工業製品も輸入に頼るからだろう。ちなみに、空港から市内へのタクシーは、25ドルだった。ホテルも高い。

 

ベリーズ港。免税店が並び、島から買物に来る観光客でにぎわう。ほとんどが米国からの団体観光客。サンペドロなど島に滞在しており、船で来る。

 

米国資本で作られているのか、ベリーズ港は完全バリアフリーだった。段差解消、スロープあり。車いす対応トイレもあるのには驚いた。

船乗り場には、車いすマークがあった。車いすも常備。高齢者で足腰が弱い人などが使うのだろう。大きな船用の乗降機にもスロープが。配慮が見られます。

こちらはスロープの写真と、公衆トイレ。いずれも外国人観光客用の施設、ベリーズ港のショッピングエリアですが、バリアフリーがあるのは素晴らしい。ただし、ローカルの街中にいけば、段差だらけで、車いすで歩くのは大変です。

 

港には、翌日のシュノーケリングツアーを探しに来たが、ツアー会社も少なく、賑わってもいない。それよりも寒いので震えていた。寒波到来。マイアミでも雪が降ったぐらいだから。一人じゃ寂しいし、船に乗るのも大変だし、宿も快適でない。 無理して、お金を出して海に行く必要はなし。

ベリーズシティに1泊だけして、早々にグアテマラへ移動することにした。グアテマラのフローレス直行バスのチケットを購入した。定価25ドルも、どの売店も5ドルの値引きで、20ドル。スイング橋のたもとで買える。インド系の人から買った。かわいい人だった。ローカルバスを乗り継げば(下右写真:ローカルバス乗場)、10ドルと安いが、時間が非常にかかる。

 

ベリーズ2日目は、雨。気温も20度を切り、とても寒い。シュノーケリングを予約しないで正解だった。持っていた水着が活躍することは無く、カリブ海に来たのに、海を楽しむことなく出国となりました。

9:30のバスは、10:30に来た。写真では豪華リムジンバスだったが、来たのは小さなミニバス。所要6時間。ベリーズ出国税は、30ベリーズドル=15ドル。出入国に1時間弱。軽食をとるなど休憩しながら。焦ってはいけません。のんびりと旅をしましょう。


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