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中国南部・タイ旅行(3)

2016/07

潮州 / 広東省 中国


バスで潮州へ

厦門から潮州。距離的には遠くないが、福建から広東へと省が変わるためか、高速バスの本数は少なかった。新幹線が開通した影響もあるだろう。バスターミナルも活気がなく静かだった。

市内中心部から離れた場所にあるバスターミナルへは、タクシーで移動。2階が切符売場と待合室であるが、エレベーターは動いてなかった。でもまあチケットはあるから安心。

バスはエレベーターを乗ることができないから、どこかで乗場とつながっているはず。外の道路から周りこんで乗場へと行くことにするが、ゲートを通るのには説明が必要。中国語が話せないので苦労するが、チケットがあったので、それを見せて強引に車路を通って中へ。

最終目的地は、潮州ではなく、掲陽。臨海部に仙頭という工業団地のある都市もある。2階建てバス。できれば1階に座りたいが、乗客は2階しか座れない。汚い床にお尻をつけて、根性で階段を手ではって乗る。職員も含め、誰も手伝ってくれないのは中国の特徴。

定員52人。乗客は3名だけだった。

バスターミナルの出口は、高速道路と直結。よく計画された設計。途中、杏林という街で9名を追加したが、12名しかいないので、ガラガラだった。道中は、整備された高速道路で快適そのもの。いつの間にか、中国は米国みたいに高速道路が縦横に開通。途中に、大量の自動車を積んだ車を見る。芸術的な積み込み方だなあと感心。

3時間20分で潮州へ到着。 バスの最終目的地は、掲陽。途中下車となるが、潮州ではバスターミナルに立ち寄ると思いこんでいた。ところが、中心部を通り抜け、郊外へと進むので、あわてて声を出す。運転手と助手(女性)には、切符も見せて行先を告げていたのに見事に、ガン無視された。

叫んでも通じない。床をはって、階段を降りて「潮州で降ろせ!」と主張。周りの乗客は、最初にバスに乗った私が歩けないことを知らないからか静観するのみ。高速道路のインターが見えてきたので、運転手に怒鳴って、バスを停止。車いすを持ってきてもらい外に出る。

最悪の女性乗務員だった。乗車するときも、「どうやって乗るの?一人で降りれるのか?」「どこへ行くの?」としつこく聞かれた。バス運転手と大声で喧嘩していた。他の乗客ともののしりあうように喧嘩。甲高い中国語と、話し方で、喧嘩のように聞こえるのかもしれないが、ひどい人だった。

高速の出入口。郊外なのでタクシーは走っていない。ヒッチハイクするのも度胸がいる。距離はあるが、道は平坦なので、パンクに注意しながら、街の方向に向かって、とぼとぼ歩く。500メートルほど歩くと、食堂があったので昼食にした。腹が減っては戦は出来ぬ。

お腹が満たされると不思議なことに、アイデアが浮かんでくる。店の人に助けを頼むのがいいだろう。筆談で、市内に行きたいんだけど、タクシーはないかなあと協力を依頼。

赤ちゃんがいたので、折り紙したりしながら、時間を潰して1時間後、14時も過ぎて店の営業終了。彼らのまかない飯(レンコン煮込み)をご馳走にもなった。お婆さん、若い夫婦の家族経営、メニュー1つだけの小さい食堂。

20代の若い大将が、バイクに乗って、タクシーを探してくれることに。チップを払おうとしたが、要らないよ、気にしなくていいよと。当たり前だが、中国にも親切な人はいる。

市内から呼ぶ料金も加算で、倍の値段になったが、なんとか市内へと移動。ホテルを探す余裕もなく、有名な老舗ホテルへチェックインして、無事に潮州へと来ることができた。


潮州市内観光

ホテルで休憩してから、夕刻に潮州の旧市街へと歩いて向かう。古い建物が多く、狭い道。一方通行や乗用車が入れないところも多く、歩きやすい。

旧市街は、なかなかの趣きも、道が凸凹。ときおり、車止め、バイク止めが邪魔になって、車椅子が通れない道があって困る。

綺麗に整備され、観光ができるようになっています。お土産物屋、軽食屋などが多数。ぶらぶら歩いて楽しいところ。潮州という小さい町なので、外国人観光客はもちろん皆無。

川沿いの城壁。ここが観光の中心。

一番の観光名所、古い橋。車いすは入れないので、横から記念撮影。

疲れてたので、夕食はホテルで取ることにした。でも正解! 繁盛する街を代表するレストラン。オープンキッチンで、飲茶もある。値段も手頃。さすがに広東省。グルメな地域。潮州の名物料理といえば炒飯。世界の中華料理屋では定番の、焼き飯、焼きそば。中国本土では美味しくない。それでも中国で焼き飯を頼むなら、「潮州炒飯」を注文してください。具がたくさんで美味しい。 

潮州炒飯には、仕上げに香油を使っていた。春巻きはイマイチ。お米とジャガイモ、豚の脂、カレー粉と具は日本とは違う組み合わせ。付け合わせのシジミは美味しい。台湾でもよく出てくる。酒と醤油の煮込み。お茶も最高。アンコウみたいな魚の鍋も美味しかった。骨が多い。身がプリプリ。淡水魚かな。デザートは、無難にエッグタルトにすれば良かった。食べたことのないものチャレンジ。黒砂糖と寒天を固めて蒸しただけのもの。形が綺麗だけど、甘いものが溢れた現代には物足りない味。

合計95元(1500円)。しかもここから宿泊客は20%引きで、77元。広東料理を楽しめて満足。でも一人旅なので、円卓を囲んで、たくさんの料理を食べれないのが寂しい。。。

老舗の4つ星ホテル。1階に車いすトイレがありました。でも観音開きの扉。鍵は無し。とりあえず条例か何かで作らされたか、あるだけの設備。でもないよりはマシ。玄関もスロープ有り。


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