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インド洋の楽園 (2)

2010/12

ぼったくりタクシー / モーリシャス


インド洋に浮かぶ真珠

モーリシャスは、インド洋に浮かぶ真珠といわれ、海が美しいことで有名である。立派な独立国。私には、藤原紀香の新婚旅行、叶姉妹が窪塚洋介を連れて旅行したところの印象がある。いわゆる高級リゾート(飲食レジャー全て込み、長期滞在)が売り。
 
今回は、中年のおっさん二人旅。香港の空港で合流して、モーリシャスで2泊してから、レユニオンへ行く。レユニオンではリゾートホテルに宿泊するため、節約も兼ねて首都ポートルイスにある安宿を探したが苦労した。小さい島なので地元民はホテルに泊まらない。外国人はビーチに泊まるから。

 

主都ポートルイスの観光エリアは、海側になる。高級ホテル、ショッピング、フードコート、土産物屋、カジノ、カフェなどがあるが、そんなに賑やかではない。官公庁やオフィス、市場などがある本当の中心部は、道路を隔てた向こう側。横断歩道はないので地下道をくぐるが、親切なことにスロープも用意されている。車いすでも安心。

街は汚くて混沌。騒々しい。住民の多くがインド系だからか。フランス統治後、イギリス植民地になったので、英語がかなり通じるのは嬉しい誤算。

インフラもそれなりに整っているので、発展したインドという印象。食べ物は、インド、フランス、中華、マレーと融合して、美味しい。しかしながら、タクシー運転手が横暴で価格交渉するのがとても面倒だった。常にボッタくり。これには参った。

中日の1日、トゥル・オ・ビッシュという ビーチにタクシーで行くことに。ホテルで頼むタクシーは割高なので、路上で拾うが価格交渉がとても面倒。観光客値段で倍はとってくる。タクシーで40分ほど。到着した評判の海はとても綺麗。男2名なので、駐車場のベンチでささっと水着に着替えて出陣。

ボートで沖に出て、シュノーケリングをすることにした。赤シャツのビーチアクティビティ会社の人と交渉。1時間2名、1つのボートで、1000ルピー(25ユーロ)と、良心的価格で交渉成立。

船までは担いでもらった。同行の北見さんが、その様子を写真に撮ってくれた。いい写真ですね。

海に飛び込み、泳ぎました。深さ3~4メートル。珊瑚礁。潮の流れは速い。船から離れないように注意。海には見たことのない数の魚がいた。熱帯魚に大型魚。北見さんが、ゴーグルを水中に落としたので、拾うために潜ったら、バテました。写真の右手に持っている黄色いゴーグルがそうです。

食事は美味しかった。左は魚のカレー。右は蛸のカレー。インド料理に近い。

南国なので、フルーツは種類も多く、美味しい。ビーチエリアにある外国人観光客用?のフルーツショップを写真撮影。その後、海辺の静かな住宅街を歩いていると、目の前の木から、熟れたマンゴーが落ちてきた。天からの恵み。思わず拾ってマンゴーを食べた。幸せなり。

モーリシャスの空港は、利用客が多いのに小さく大混雑だった。拡張されるが、それでも足りないかも。レユニオンへの移動、飛行機は小さいのでブリッジなし。空港職員が親切に階段を担いでくれました。感謝。

 

モーリシャス。海はとても美しいが、世界中どこも海は似たり寄ったり。ビーチリゾートも似たり寄ったり。街が魅力的でないので再訪したい!とは思わない。美女と一緒に、高級ビーチリゾートに滞在すれば快適かもしれないが、それも世界中どこに行っても同じだなあ。


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