■首都キシニョフ
モルドバは、旧ソ連の国の一つ。民族地理的にはルーマニア領であったのだが、すっかりロシア化。
ラテン系も多いが、ロシア系も多い。ルーマニアでは通じたイタリア語は通じず、完全にロシア語圏に。
モルドバと聞いて、私が真っ先に思い浮かべるのは、
数年前全世界でヒット曲「恋のマイアヒ」を歌うオゾンの出身国。のま猫の歌。
ルーマニアのヤシという町から、乗合タクシーで入国。ビザ不必要になり楽チン。
何にもないところと思っていたら、首都キシニョフは結構大きな町で驚いた。
絶好調なロシア経済の影響なのか、建設中のビルが多く、景気が良さそうだった。物乞いはいるけれど。

首都キシニョフは坂が多くて、車いすではNG。
カーブカット(段差解消)している歩道は、ほんの少しで、歩きにくい。
新しい建物がたくさん作られていたが、そこにはスロープが必ず設置されていた。
そもそも段差がある構造が問題なのだが、ユニバーサルデザインにして欲しいものだが、
スロープ設置、バリアフリー化は、全世界共通の国際理解として広まったは、非常に嬉しいこと。
街を歩いて驚いたのが、両替屋の数。メインストリートでは、10メートル毎に並んでいる。
開店休業みたいな店も多いが、市内に何百軒とあるのではないか?

真夏の猛暑。坂が多いし、疲れるので、あまり動かず、ろくに観光をしなかった。見るところもない。
公園で涼んだり、インターネットカフェで時間を過ごした。
夏の国民的飲料は、大麦ジュース。CVASという看板。 2Lei(20円)。
買おうとすると、おばさんは無料でくれた。

ジュースを恵んでくれたのとは別に、町を歩いていると2人から、お恵みをもらった。
2Lei(20円)、1Lei(10円)。車いすに乗っているから、ひょいと手を握って、お札を渡すのだ。
路上でお恵みをもらった経験は過去に、ルーマニア、ウズベキスタン、キルギス、カザフスタン。
共通するのは旧共産主義の国々。福祉が充実していないため、人々が助け合う風土があるのか?
とにもかくにも、貧しい人、障害者にお恵みをする習慣があるようです。
■モルドバの料理
新しく、美しいキシニョウ駅。 正面玄関は階段だが、横から廻ればスロープがある。
ただしトイレに和式しかなく、ちょっと困った。 美味しいもの食べ過ぎて、うんちをしたかったのだが。

駅では、ウクライナの首都キエフに行く夜行列車のチケットを買わなければならなかった。
ウクライナの独立記念日休暇であったせいか、2等席は売り切れで、1等席しか残ってないという。
外国人だから、1等席しか売ってくれないのかもしれないが、言葉が通じないのでわからない。
結局、乗りたい19:57発の列車は満席なので、23:00発の列車になった。
1142Lei(1万1420円)と、高い値段だが、ゆっくり体を休めればいいかと、
ここまで2等席ばかりだったし、寝台車も予約せず普通列車で節約できたからいいやと、購入を決断。

クレジットカードは使えず、現金のみなので、両替をしにいって現金を入手。
いざ、支払いとなれば、値段は860Lei(8600円)であった。 乗車券590、予約料220、税金+13%。

駅には、散髪屋さんも入っていた。
かわいい看板と、風情のある店構えだったので、写真をパチリ。
■モルドバの料理
飯が安くて、美味しい! 短い滞在だが思った。
繁盛しているレストランで食べた、牛タンサラダ(下写真の左)は絶品だった。
人参、きゅうりと同じ大きさに切りそろえ、マヨネーズソースで和えている。
牛タンのにゅるっとした柔らかい食感が面白い。日本では焼肉ばかりの牛タン。茹でる調理法はないなあ。

夜行列車に乗る前に食べた料理も、これまた美味しかった。
現地通貨が余っていたので、豪華な夕食に。魚料理(下写真右)も堪能しました。

NEXT / 目次 / 旅コラム
 |