■かつての栄華 セゴビア
マドリッド空港で、二組の定年退職した夫婦と合流。スペインとフランス8日間レンタカー旅案内開始。
マドリッドは、13年ぶりの訪問。
空港にはメトロ(地下鉄)が開通。しかもアクセシブル(バリアフリー)で、車いすで利用可能。
3号線、8号線、11号線、新しい3つのLRTは、全駅バリアフリー。
中心部の古い駅は難しいが、ほぼ半数のメトロの駅でバリアフリー。
形だけのバリアフリーも多いが、確実に意識は改善されているようです。13年前とは大きな違い。

空港の近くで1泊した後、プラド美術館は朝一番でガラガラ。ゴヤをじっくり堪能。
マドリッドから自動車で2時間。水道橋で有名なセゴビアへ。

駐車場がないので、道路沿いに路上駐車。旧市街の観光へ。
歩いて廻れる、自動車が入ってこないところも多い、実に観光に適した街。
坂を上って、奥へ奥へと歩いていくと、お城がある。

セゴビア大聖堂が一番の見所。 とてもすごい!
何も期待しないで、訪れたら、なんともまあ壮大な教会があるものです。

金銀財宝が当時の栄華を物語る。
大航海時代、アメリカ大陸を制服したスペイン。搾取したのだろうか、すごい宝物。

昼食は、セゴビア名物 「子豚の丸焼き」。
水道橋の下、超有名店で食べたが、油っぽいので、ほどほどの味。塩辛いので、パンのお供。

とても値段が高いのも驚いた。小さいサラダが、1000円以上。ちなみに写真は2人前。ふざけている!
日本の感覚では倍以上の値段。価格と味が全くつりあわない。
スペインで一番楽しみにしていた料理だけに落胆。そもそもスペインは料理がイマイチだったと再認識。

乾燥したスペインの大地。カスティーリャ地方。 ドンキホーテが疾走した風景。
荒涼とした大地が多く、緑がないため、ドライブしていても落ち着かない。少し単調。日差しが強い。

■巡礼地 ブルゴス
バヤドリードを経由して、サンチャゴ・デ・コンポステーラの巡礼道にある都市ブルゴスへ。
旧市街に入る橋の上で記念撮影。

さすが巡礼の地。素晴らしいブルゴス大聖堂。荘厳なカトリック教会。

入口は階段だが、車いすは横から坂を廻って、地元民が通る入口から入場する。スロープがあるでしょ!
中を見学するのは有料なため、警備員が有料エリアに入る柵を開けてくれる。

大聖堂の彫刻は本当に素晴らしい。
日差しを取り入れる天窓も、透かし彫りで、なんとも緻密な作業。ステンドグラスも華やかです。

聖書を彫刻にしたもの。一つ一つが細かい作業。
大聖堂の中は、美術館と同じ。その時代の最高芸術が結集されています。

回廊から眺める中庭も素晴らしい。
車いすでも見れるように、背の低い覗き窓も用意されており、私も見ることが出来ました。

当時の王様と王妃の墓でしょうか、大きくて一つの部屋がまるまる使われていた。
多額の寄付をしたのでしょうか。教会内にお墓があるのは権力の証。

当時、教会内部には政治の中枢をになう執務室なるものがあったようです。権力が集まりますから。
大聖堂から横に入った秘密!?の部屋。昔は一般の人は入れなかったことでしょう。

■バス地方 ビルバオ
山を越え、大西洋、ビスケー湾に面したビルバオへ。バスク地方の首都。ずっと訪問したかった街。
市内を走る地下鉄は、とっても近代的。 かつての鉄の町が、芸術の町として生まれ変わったのも納得。
新しいので、バリアフリーなため、エレベーターもあり、車いすでもOK!

地下鉄を降りて、憧れのグッゲンハイム美術館へ。
通りの間から、美術館の外観が見えるのです。ワクワクしながら歩くのが、とっても楽しい!
よく考えて、作られています。

グッゲンハイム美術館に到着。
曲線が醸し出す不思議な外観。かわいい犬がお出迎え。

車いすの観光客を4人見ました。嬉しいですね。 写真の方も熱心に写真を捕っていました。

とりあえず私も記念撮影。 やっとこの目で見ることが出来ました!

美術館の設計は、フランク・ゲーリー。米国の有名な建築家です。
1997年開館の現代美術館は、世界中から観光客を集めるようになり、町を一変された凄いバワー。

美術館の後ろに回り、歩道橋の上から記念撮影。惚れ惚れする建築です。

美術館パンフレットによれば、蜘蛛さんは、
Louise Bourgeois 作 Meman 1999年。
六本木ヒルズにも同じ作品がありますね。

美術館の中の、車いす対応トイレは、とってもおしゃれ。
通常、スペインの車いす対応トイレは、日本同様に一般トイレとは別に用意されるのですが、
この美術館は一般トイレの中の一つが車いす対応になっていた。
バリアフリーの考え方は、グッゲンハイム本館(ニューヨーク)のある米国と同じでした。

ビルバオには、欧州で大ブームのLRT(ライトレールトランジット)が走っていました。
デザインが格好いい! 美術館前は、専用軌線のため芝生を植えて、とっても景観が良い!

ところで、訪問したのは、9月の土曜日。 夜には、リーガ・エスパニョーラ サッカーがある。
バスク地方の自我を残す、彼らの誇り、代理人 「アスレチック・ビルバオ」は、アウェーの試合だった。
町を歩いていると、多くの人がユニフォームを着て歩いていた。
アウェーの遠いスタジアムに行けないが、ユニフォームを着て応援なんて、すごい熱狂的! いい習慣。
■ヘミングウェイ 「日はまた昇る」 パンプローナ
ビルバオから、またまた内陸へ。パンプローナを目指す。
途中には、多くの風力発電を見ることになる。乾燥した大地。吹きさらしの風を利用しているのでしょう。

サンチャゴ・デ・コンポステーラ巡礼道は、幾つかルートがある。
フランスからピレネー山脈を越えて、その巡礼道がつながるところが、プエンテ・ラ・レイナ。
大きな川に橋がかかっているから、合流するのでしょう。巡礼路が昔のまま残っており、情緒たっぷり。
何人もの巡礼者が歩いていました。
町で遊んでいた子ども達。闘牛遊びです。 面白い!
さすがパンプローナの近く。闘牛は身近で、マタドール(闘牛士)は、ヒーローなのでしょう。

サンフェルミン牛追い祭りで有名なパンプローナ。
旧市街には、牛追いルートの紹介がされている。実際に牛追いのルートを歩いてみると気づいたことが。
少し上り坂なのです。ちょっと走ると大変です。

牛追いの終点は、闘牛場。 ここから闘牛場内に入ります。

ところで、パンプローナには、スペインサッカー、リーガ・エスパニョーラの「オサスナ」がある。
その試合に合わせて訪問したのだが、対戦相手セビージャのプエルタ選手が試合中に死亡したため、
試合が延期された。サッカーは見れなく残念だが、サッカー場だけ外から見学。

■大西洋の避暑地 サン・セバスチャン
パンプローナから、またも海側に戻って、ビスケー湾の真珠サン・セバスチャンへ。
展望台からの眺めは最高。高級リゾート地です。

市内散策はとっても楽しい。市場には新鮮な野菜。
バスク地方は、フランスと接していることもあって、料理は内陸部よりマシであった。

ユーロになって最も得をしたといわれるスペイン。質の割に物価が高すぎる。
フランスより飯が美味しくないのに、値段が高いのは許しがたい。
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