■グロースグロッスナー
最終目的地はウィーン。ドロミテから、グロースグロッスナー山岳道路へと向った。
世界有数のドライブルートと言っても過言はない素晴らしい道。
オーストリア最高峰も展望台から眺めることができます。天気は快晴で、くっきり見えます。

下には氷河もあるのですが、地球温暖化の影響か、溶けてしまい後ろに後退しています。
展望台から下へ降りるトロッコ列車もあるのですが、閑古鳥が鳴いていました。
降りても、そこには氷河はなく、がれきだからです。氷河の先端はだいぶ先になってしまいましたから。

雄大な山の景色を手軽に楽しむことができます。氷河地形のモレーン、カールもたくさん。
大都市のザルツブルグのある北側からの道路は混んでいました。
南から来ると空いています。朝一番で行くのもお薦めです。早起きは三文の得。

■ハルシュタット
世界遺産のハルシュタットに立ち寄りました。湖畔の美しい小さな村。
塩坑が有名です。車で2時間ほどのところにあるザルツブルグ。ザルツは塩。ブルグは街。
ザルツブルグは、この塩坑によって栄えたのでもあります。

塩坑へは、ケーブルカーが走っています。車いすでも乗ることができます。
終点からは景色がきれいです。多くの人は、そのまま塩坑見学に行きます。もちろんそこは車いすNG。

美しい小さな村ですが、どこにでもある観光地との印象を受けました。
特別何か魅力あるところではないと思います。観光客も多く、俗っぽさもありました。
塩坑は歴史的に重要でしょうが、景色は似たようなところはたくさんあるでしょう。

ハルシュタットから自動車で30分。バード・イシュルに宿泊しました。温泉の町。
大きな公衆温泉「カイザー・テルメ」は、新しい建物でした。バリアフリーも完備。段差なし。
13ユーロと少し値段が高いです。温泉というより、プールです。色んな種類があります。
こちらの温泉は、裸はNGです。水着着用です。男女共用。中にはエステなどもあり。

■ウィーン
12年ぶりにウィーンに来ました。地下鉄の駅によってはエレベーターがつくようになりました。
とはいえ、まだバリアフリーは遅れています。保守的な国民性も影響しているのかな。

市内には、たくさんの路面電車が走っています。
低床になっているかなと期待したのですが、ほとんどが昔のままの階段でした。
0番線が、2台に1台ぐらいで、ノンステップでした。主要路線なので、全車両にして欲しいのですけれど。

ウィーンのオペラ座で、夜は観光客向けのコンサートを鑑賞しました。
正面入口には10センチの段差が。簡単に段差解消できると思うのですが、そのまま。
別途、横側に車いす専用入口がありますが、呼鈴もなく、どうやって入るのか。不親切です。

中に入っても、座席への案内はありませんでした。
観光案内所で、車いす席を購入していました。担当者が電話しまくり、その購入も面倒でしたけど。
階段を昇降機で上がります。そこに立っている案内人は、車いすの私が行っても無反応でした。
声をかけたら、乗せてくれましたが、降りた後に座席までの案内はなし。

中の係員に座席位置を尋ねたら、右に行けと指示されました。
右に曲がったところにいる係員に尋ねて、指示されたところにいくと、階段。
怒って戻ると、掃除のおばさんが案内するということに。
そうして連れてかれたのは、鍵のかかった車いすトイレでした。
座席に行きたいのに、トイレに行け! とは、適当な案内に呆れてしまう。
ようやく他の案内係がきっちり座席位置を説明してくれました。ようやく座席へ。
ところが同行者の2名は私とは違う場所の席でした。2階席の位置。
買うときも、チケット交換のときも、一緒にと説明したのに、困ったものです。
車いす席には、2つの介助者席もあるというのに。どうしてそこを売ってくれないのか。
一緒に行ったのに、別々の場所で見ないといけないのは悲しいことです。

サービスは最悪でした。外国人観光客だからといって舐めているのか、サービス精神がないのか。
12年前も、ミュージカルのチケットを売ってくれなくムカつきましたが、心のバリアがあるような気がします。
(車いす1人では見てはいけない。介助者をつけろと言われた)
オーストリアは、人々の頭までクラシックのようです。
とはいえ、コンサートは最高でした。さすが音楽の都。
演目はモーツアルト。「魔笛」の歌もあります。指揮者が面白く、観客も巻き込んでの演奏会でした。
■インスブルック
スイスから、イタリアのドロミテに抜けるときに宿泊したインスブルックの川沿いでの写真。
旅のスポンサーの3名です。事故なく、無事にアルプスドライブを完了しました。めでたし。めでたし。

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