■2週間の一人旅
1月中旬、仕事がなく暇だったので、どこかへ行こうと思った。
2006年に訪問したインドがとても面白かったので、そのときに訪問できなかった南インドを目的地とした。
ユナイテッドのマイレージが貯まっていたので、特典航空券を手配しようと思うが、
規則が変更されており、必要なマイル数が大幅に増えていたので困った。
一度、火がついた旅行への想いは消せないので、普通にシンガポール航空のチケットを購入した。
シンガポールにはインド系移民や労働者が多い。それも南インドの人が多いようである。
飛行機もたくさん飛んでおり、南インドだけ旅行するなら、シンガポール航空が便利だと思う。
チェンナイに入って、インド半島の先を通過して、Jの字を書くようにコチまでの行程にした。
インド最大の魅力は、物価の安さ。ご飯も美味しい。治安も抜群にいい。英語が通じる。
衛生面さえ気にならなければ(臭い、汚い、不潔)、とっても楽しい。

ご存知のように、インドは他民族国家。言語も宗教も文化も人種も混ぜこぜ。
南インドは、肌の色が浅黒く、背が大きくない人々。
食べ物は、米が主食。バナナの葉がお皿。ナンやチーズは食べない。炊き込みご飯が美味しい。
米に汁(カレー)をかけて、右手でくちゃくちゃに混ぜて食べるのです。写真は朝食。米粉を蒸したイドリー。
■遊園地
大都会のチェンナイは人が多いだけで、見所は何もないと思ったので、1泊後にささっと移動。
チェンナイから南へ60キロのところに、マハーバリプラムという海沿いの観光地がある。
電車は通っていないためバスか、タクシーでの移動となる。
リキシャに連れていかれたバスターミナルは、ローカルの各駅停車のバスで、直行便はないとのこと。
周りの人に強引にバスの中まで担いでもらい(ドアが広いので難しくない)、バスに揺られる。
郊外に出ると乗客は減っていき、到着したのは、マジックキングダムという遊園地の前。
ここから更にバスを乗り換えて、マハーバリプラムに行かないとならないのだが、
遊園地が面白そうなので、75ルピー(220円)を支払って、中に入ることにした。

なんだか、ユニバーサルスタジオを真似たようだが、中身はしょぼい。
綺麗に作ったのだろうが、壊れていたり、古くなっていたり、メンテナンスが全くされていない。

展示物などあるのだが、ボロボロ。道はガタガタ。
2メートル30センチはあろうか、世界一のノッポさん? インド一のノッポさん? が働いてた。
入場者との記念撮影が、お仕事。いやー高いです。

乗物が幾つかある。乗るのは無料。急流すべりはずぶ濡れになる。若者や家族連れは楽しいだろう。
真ん中の写真。ブランコには車イスで近づけたので、ブランコにだけ乗ることが出来た。
一時間弱、園内をゆっくり散歩して休養。それなりに楽しかったです。安いしね。
参考までに、移動費を書きます。インドの物価は安いです。
・ 空港 → 市内ホテル 深夜リキシャ 180ルピー (540円) 距離20キロ
・ ホテル → バスターミナル リキシャ 50ルピー (150円) 距離3キロ
・ バスターミナル → マジックキングダム ローカルバス 10ルピー (30円) 距離40キロ?
・ マジックキングダム → マハーバリプラム リキシャ 180ルピー(540円) 距離20キロ?
※リキシャとは、原付バイクの3輪タクシーのことです。
■マハーバリプラム
街に到着。観光地なのでゴミ箱があったが機能していない。ゴミが錯乱。牛が食べていた。
やっぱりインド。衛生状態は問題ですね。汚い。

ホテルにチェックインして、夕方、岩山へ。小さな村なのでどこへでも歩いていける。
バターボールという不思議な岩。車イスでも近づくことはできましたが、さすがに岩山には登れません。

1月中旬から2月にかけて、マハーバリプラムでは、ダンスフェスティバルが開かれている。
気候もよく、観光ハイシーズンなため、様々な趣向がされているのだ。日が落ちる頃に、踊りは開始。

有料観覧席もあるが、横から、後ろから、踊りは見ることができる。1日4組、2時間ほど。
車いすの私は、じゃまにならないように舞台袖にて見学。

ダンスフェスティバルの素晴らしさは、そのロケーション。
舞台が遺跡の前なのです。ライトアップされた遺跡を背景に踊るのです。神秘的ですね。 動画

マハーバリプラムは海岸沿いのため、砂浜があるが、誰も泳いでいない。
漁師さんがたくさんいる。よって魚料理が名物。

世界遺産の海岸寺院。海岸線からぽこっと、100メートルほど出っ張ってある。
本来なら海の中に埋もれてしまうが、寺院を守るため人工的な堤防が作られてきたのだろう。
なにせ、7世紀に建立と歴史がある。潮風にさらされているため保存状態は良くない。
入場料(5ドル or 250ルピー)は、物価からすると高い。でも有料だけあって、内部はとっても静か。
海岸寺院へと続く道は、整備されており段差もなくバリアフリー。

村の南。バンチャ・ラタという遺跡。海岸寺院と入場券は共通。
急ではあるが、スロープがあったのは嬉しかった。警備員さんに押してもらって内部へと入った。

古い遺跡。砂地で大変だが、車イスでも十分に観覧可能。

インドの人は旅行好き。巡礼者も多い。
外国人観光客もいるが、それよりも圧倒的に地元旅行者が多い。
南インドでは、黒い衣装を着た巡礼者をたくさん見ます。団体で騒ぎながら楽しむ。微笑ましい光景です。

マハーバリプラムで食べた、チキン・ビリヤーニ(左写真)は、最高に美味かった。炊き込みご飯。
右写真は、ミールス(定食)に魚をプラスしたもの。右手でコネコネ。食べ放題は南インドの定食に共通。

南インドは、食事が安く、食べ放題のミールス(定食)が、食堂で20ルピー(60円)。ホテルでも40ルピー。
ビリヤーニ(炊き込みご飯)が、40ルピーほど。朝食のドーサ、イドリーが、10ルピーほどです。
■南京虫
初日のチェンナイの宿。 リキシャ運転手に半ば強引に紹介されたが最悪だった。
深夜到着で、シャワーも浴びず、寝るだけだからいいやと思ったら、南京虫にやられた。
換気が悪く、じめじめしているので、持参したシーツ敷いて、長袖を着て寝たのだが、刺されまくった。
南京虫は苦手です。痒いです。悲惨です。こんなことなら、お金をだして良い宿に泊まるべきだった。とほほ。
  
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