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日本の事例紹介 日本のバリアフリーの特徴 豆知識 考察

 
デンマーク バリアフリー写真

 
国鉄  (2009年 撮影)

空港から市内へと国鉄を利用しました。ホームの広さにびっくり。階段、エスカレーター、エレベーターと複数の導線です。通常車両は階段がありますが、バリアフリーの新車両もあります。列車とホームの間に渡し板が自動的に出てきます。隙間を埋めるアイデアは日本でも導入したらいいと思います。

郊外の駅です。改札はありません。小さな駅なので駅員さんもいません。車掌さんが検札するシステムです。階段、エスカレーター、奥にエレベーターと、これまた複数の導線。素晴らしいです。

車内はこんな感じです。自転車もOKです。ドイツでも多くみられる車両です。車いすでも入れる大きなトイレもあります。欠点は、多くの乗客を乗せれないこと。よって全ての車両が低床になることは、ないかもしれません。

長距離列車など、まだまだ段差のある電車が主流なので、コペンハーゲン中央駅には手動リフトがホームに置いていました。

 
コペンハーゲン メトロ  (2009年 撮影)

新しい都市交通メトロです。運転手がいなく自動で運転されています。空港駅には、車いすの呼び出しボタンがありました。誰が使うのか疑問です。格好だけのような。まあ非常用ボタンでしょう。押すと誰かきて介助してくれるのかもしれませんが、介助などいらない完全フルフラットの交通機関です。スロープ、エレベーターも完備されています。

 
点字ブロック  (2009年 撮影)

コペンハーゲンの新しいメトロ(地下鉄)です。北欧型の誘導ブロック。しっかりと凸のある1本線です。転落防止柵がある駅では、ドアの開く位置に点字ブロックが敷かれています。どちらも床材と同じ色にしています。

  

 

国鉄のホームです。色をわけています。日本と同じような点字ブロックもありました。歩道には警告ブロックが交差点の手前に作られていますが、日本ほど凸が大きくありません。

 


ホテル 車いす対応部屋  (2009年 撮影)

割安ホテルチェーンの車いす対応部屋です。1部屋半を使って、バスルームを広く作っています。 宿泊したのは、109号室。同じ料金なので、広くなって得なのですが、少し過剰な配慮であると感じます。日本も同じですね。

美術館のトイレです。両側の手すりが下りてくるのは、欧州式ですね。