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日本の事例紹介 日本のバリアフリーの特徴 豆知識 考察

 
グアテマラ バリアフリー写真

 
ティカル遺跡  (2009年撮影)

中米グアテマラの最大観光地ティカル。ジャングルの中に、マヤ遺跡のピラミッドがある。丘の上にピラミッドはあり、山道を歩かなければならないが、身体の不自由な人や高齢者のために、輸送サービスがある。トラックの荷台を改造して座席を作成。利用は無料。各ピラミッドへ送迎してくれる。ソフトのバリアフリーですね。

フローレス空港とグアテマラシティ空港を利用。どちらも新しい建物で完全バリアフリー。ドル箱の国内路線。車寄せの車道が底上げされており、歩行者に便利なように設計されていました。

空港内のトイレも完全バリアフリー。米国型の整備。一番奥の一つが広くなっており、車いすでも使えるようになっています。いわゆる障害者専用トイレではありません。

 

滑走路へと続く道も段差なし。飛行機は小さく階段を上りますが、係員の手助けを借りて乗り込み、扉に一番近い最後尾の座席に座らせてもらいました。


エルサルバドル  (2009年撮影)

隣国エルサルバドルの写真です。保養地ラ・リベルタードです。ビーチ周辺は整備され、スロープや車いす用トイレがありました。残念ながらトイレは施錠されていました。海岸沿いの遊歩道も段差解消されており、快適でした。明らかに意識して配慮がされていることに感激です。


ベリーズ  (2009年撮影)

グアテマラの北東、中米で唯一、英語が公用語の国です。よって米国からの観光客が多いです。カリブ海の島でリゾートするのがメインです。本土の港には、免税店がありました。そこは完全バリアフリー。車いす用トイレもあります。米国と遜色ありません。米国人がお客様なので、バリアフリーも米国仕様というわけです。町中はこの場所と違ってゴミがあったり汚いです。


ニカラグア  (2009年撮影)

国境のバスターミナルにいた車いすのおじさんです。自転車を改造した3輪車いすです。開発途上国では、ポリオや小児麻痺の人など、自転車を改造した車いすをよく見かけます。

古都レオンの街並みです。歩道の段差解消や、歩行者(自転車)の保護がされていました。充分ではありませんが、バリアフリーが意識されています。米国の影響でしょう。

観光都市グラナダの教会です。段差解消、スロープが設置されていました。町中の段差解消は積極的に行われています。ただし、車いす用のトイレや、ノンステップバスは走っていません。