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スウェーデン バリアフリー写真

 
街中のバス  (2004年 撮影)

近年、世界的に低床バスが普及しています。スウェーデンの都市を走る市内バスは全て低床バスでした。車いすでも楽ちん。しかし、空港と市内を結ぶ高速バスは、低床でなく普通の観光バス。 運転手に介助してもらいながら乗車しました。

 
ホテルの裏口  (2004年 撮影)

地方都市の有名なホテルです。歴史ある建物なので正面入口は石の階段。自動車の駐車場のある裏側にスロープがあります。従業員の自転車をとめるところでもあります。古い建物は保存のため、そこには手を入れず、別なところをバリアフリーにすることがほとんどです。

 
駅のエレベーター  (2004年 撮影)

駅のエレベーターのボタンです。手に力がなくても押しやすくなっています。また、ボタンはドアの横にはなく、壁面にのみあります。日本では、障害者用設備として新たに壁面に専用ボタンをつけることがありますが、スウェーデンは誰もが使える壁面だけにのみ設置。コストも下がり、ユニバーサルデザインです。

 
シリアライン  (1994年 撮影)

ストックホルムと、フィンランドのヘルシンキを結ぶ有名な豪華客船。13階建て、12個のエレベーター、カジノ、ショッピングセンター(免税)、映画館、ゲームセンター、プール、カラオケとなんでもござれ。車イスの設備も完璧。

車いすでも使える客室には、アクセシブル(利用可能な)バスルームが設置。ピンク色のデザインが優しくて心地いい。病院みたいな感じの日本の設備とは大違い。シャワーは、壁に折りたたみ椅子があり、それを広げて利用します。

また、客室前の廊下は通常は絨毯であるが(足音が聞こえないように)、エレベーターに一番近くに立地。この部屋の前の廊下は絨毯ではなく、車イスで走行しやすいようにフローリングでした。